~休憩室を今すぐ作れっ!床職人奮闘記~
オフィスを移転したんだけど、
「休憩室がない!」
「ちょっとしたスペースが欲しい!」
…そんな悩みを抱えている方、意外と多いんです。
「でも、新しく間仕切りを作るとなると、大掛かりな工事が必要なんじゃ?」
と思いますよね。実は、壁や床を解体しなくても、簡易的な方法でスペースをつくれるんです!
今回の事例は、置床・乾式二重床 を活用して、オフィスの一角に休憩室を設置!
✅ 高さを変えてゾーニング!
休憩スペースとオフィスエリアの間にちょっとした段差をつけるだけ で、空間を自然に分けることが可能!
✅ 工事が最小限!
壁や天井をいじらなくても、床の構造を変えるだけ で、快適なスペースを作れる!
✅ あとからカスタマイズOK!
「もうちょっと広くしたいな…」と思ったら、後から調整できる!(間仕切りを設置してしまえば大変ではある)固定の間仕切りより、柔軟性があるのもメリット!
オフィスの間取りを変えないで、今ある部屋を一工夫したことで、新しいスペースを生み出されました!
置床・乾式二重床で区切り休憩スペースを設ける
今回の工事は、ドラッグストアへの改修プロジェクト!
テナントの賃貸事務所スペースの一画にワンルームがあった。
でも……
✅ 休憩スペースなし
✅ ミーティングルームなし
✅ 飲食スペースなし
✅ 給湯室も未設定
「どうにかしたい!」 という課題を解決すべく、置床で床を上げて、畳のスペースを作ることに!
でっ、こうしたいとの声が、畳のある休憩室!
みんなが嬉しいメリットは……
✅ 柔らかいから、座っても横になっても快適!
✅ 畳の香りにはリラックス効果がある!
✅ 靴を脱いでくつろげる、落ち着く空間に!
仕事の合間に、スタッフがほっと一息つける場所になれば最高!
ちょっとした畳スペースがあるだけで、「休憩の質」がグッと上がる!
確かに、間取りを変えるのは大掛かりな工事が必要との固定概念があるのかもしれない!
「ワンルームだからって、全部フラットじゃなくてもいいんじゃないか!」
置床・乾式二重床を単体で仕上げていく
さて、置床工事の内容は床を30cm嵩上げし、フラットな仕上がりにする!
構造は
✅ 際根太と支持脚でしっかりと床を支える!
✅ パーティクルボードを敷いて安定したベースを作る!
パーティクルボードだけでもしっかりした下地にはなるけど、今
さらに畳の下地として針葉樹合板を重ね張りをしていく!
なぜ、合板を張るのか?
それは人が歩いてもたわみにくく、耐久性UPする!つまり強度アップ!
長年使ってても強くて安心!つまり強度アップ!
こうして、安定感抜群のフラットな床が完成!
床の高さを上げることで、空間の断熱性や配線スペースの確保にもつながります。
つまり、下の床と比べて「ヒヤッ」としないし、やろうと思えば、床上コンセントもつくれるんです。
さあ、次はいよいよ仕上げへ!
快適でしっかりとした床を作るため、一歩一歩確実に進めていきます!
今回の施工は畳の床ですが、オフィスや商業施設ではさまざまな床材が使われています!
それぞれの特徴を知って、用途に合わせた最適な床材選びをしましょう!
オフィスの仕上げ床材
カーペット カーペットは購入しやすいこと、自分で交換できることが魅力です。ホームセンターなどで購入できるので汚れたり、染みになっても部分的に交換すればきれいになります。 ただ、最初にグレードの高いものや、デザイン性の良いものを選ぶのであれば、予備品を購入しておくことがおすすめです。廃番になってしまうことも少なくないからです。 オフィスに使うカーペットは、静電気防止機能や防汚性能があるもの、耐久性が高くメンテナンスがしやすいものを選ぶことも大切です。 |
フローリング フローリングは木質の床材です。自然素材を使いたい方におすすめです。高級感があり、温かみを感じることができます。 オフィスというよりは、役員室や応接室などで採用されていることが多いです。 デザイン性が高いもの、機能性が高いものがありますが、使用する環境に適したものを選んでください。 |
フロアタイル フロアタイルはビニル系の床材です。 デザインや色彩のバリエーションが豊富で、表面の意匠は本物と間違えるくらいの品質があるものも。そのため、店舗や商業施設の床面に採用されることも多いです。 清潔で維持が簡単で、耐久性が高く、磨耗に強いため、人気があります。 |
ビニール床材 ビニール床材は、耐水性や耐久性に優れ、クッション性があるため快適な歩行感が得られます。 また、カラーバリエーションも豊富で、オフィスの雰囲気に合わせた色や柄を選ぶことができます。 |
さて、パーティクルボードと捨て貼りの施工が完了。ここからは最終のレベル調整&固定作業。
まずはレベル調整!
✅ 細かい高さのズレを調整して、床全体を水平に
✅ この微調整が、床の安定感を決める重要ポイント
そして、次に行うのが接着剤の流し込み作業
接着剤を流し込む場所
◆支持脚 → 束(つか)が固定され、もう動かなくなる
◆際根太部分 → 床全体と一体化し、さらに強度アップ!
この接着剤、固まるとビックリするくらい頑丈!
まるで床と支持脚が一体化するような感覚で、ガッチリ固定される。
「ここまでやれば、もう床が揺らぐことはない!」
こうして、床が安定し、強度・耐久性ともに抜群の仕上がりに。
次はいよいよ仕上げの床材施工へ! 完成まであと少しだ
今回の置床工事の費用は約15万円。(2014年現在)
でも、床工事の費用って、内容によって大きく変わるんです!
価格に影響する主な要素
✅ 合板下地は必要か? → もし必要ならラワン or 針葉樹?
✅ 防音材は必要か? → 上階や周囲の音を考慮するかどうか
✅ 床断熱は必要か? → 冷え対策や室温の安定性を求めるか
✅ 仕上げの床材は何か? → フローリング、カーペット、塩ビシートなど
さらに、施工の順序(壁先行 or 床先行)でもコストは変わってきます!
一般的に、置床・乾式二重床の施工費用は1㎡あたり7千円〜1万円程度。(2014年現在)
ただし、仕様が変われば費用も変動するので、実際に見積もりを取るのがベストです!
オフィス床の色で効果が変わる?
ナチュラル
ナチュラル系の色(明るい木目調)は、オフィスや住宅の床に選ぶと、空間全体が柔らかく、温かみのある雰囲気になります。特に、明るい木目調は光をよく反射し、部屋を広く明るく見せる効果も期待できます。 |
ダーク
床にダーク系の色を採用すると、空間全体がシックでクールな印象に仕上がります。特にブラックやダークグレーはモダンな雰囲気を際立たせ、洗練されたスタイリッシュな空間を演出します。一方で、ダークブラウン系の木目調を選ぶと、落ち着いた高級感のあるインテリアに仕上がります。 |
ホワイト系の色(白、クリーム色など)
床にホワイト系の色を採用すると、空間全体が明るく、清潔感のある印象になります。特に、白やクリーム色は光をよく反射し、部屋を開放的に見せる効果があるため、小さなスペースでも広々と感じられるのが大きな魅力です。 |
パステル系の色(淡いピンク、淡いブルーなど) 床にパステル系の色を取り入れると、空間全体が柔らかく、優しい雰囲気に仕上がります。淡いピンクや淡いブルーは穏やかで落ち着きのある印象を与え、ナチュラルな温かみや爽やかさを演出するのにぴったりです。 |
床の色を選ぶ際は、家具や壁の色との調和を意識することが大切です。統一感のあるインテリアを作ることで、部屋全体の雰囲気がまとまり、心地よい空間を演出できます。
また、部屋の広さや光の入り方によっても適した色は異なります。
◆狭い部屋や光が入りにくい部屋 → 明るめの色(ホワイト系やナチュラル系)を選ぶと、開放的で広く見せる効果があります。
◆広い部屋や光がよく入る部屋 → ダーク系の色を取り入れると、落ち着いた印象になり、高級感やシックな雰囲気を演出できます。
さらに、パステル系の床を選べば、優しく穏やかな印象になり、家具やアクセントカラーを引き立てる効果も期待できます。床の色は部屋の印象を大きく左右するため、インテリア全体とのバランスを考えながら慎重に選びましょう。