~スタイロフォームで施工せよっ!床職人奮闘記~
今日もまた置床の施工現場。
しかーし、ただの置床じゃない!
支持脚の下に断熱材まで敷き詰めるという、一筋縄ではいかないミッション。
最初は「まぁ、いつも通りでしょ?」と高をくくっていたんだ。この後、我々は知ることになる。いつもと違うことを!
◆置床施工前の清掃作業◆
施工前の清掃は前哨戦ともいえる。なぜなら、ここを丁寧にやらないと、また清掃道具を引っ張り出して清掃しなきゃいけない・・ホコリやゴミを排除し、床下環境を整える。
地味だが、ここを怠ると後々痛い目を見る。とはいえ、「今日は断熱材が主役だから楽勝だな」と思いながらサクッと完了。この時はまだ、甘かった。
次に登場するのは断熱材、写真の青いのがスタイロフォーム。
よく見るとかっこよい文字体でスタイロフォームと書かれているのが分かるだろうか?これを床一面に敷き詰めるのだが…広い!
隙間なく埋めるために微調整しながら進めていくが、実は、この時、まだ窓や扉が付いていない、で、スタイロフォームが軽いせいで、風や振動でズレる。いつもと違うーーー
「スタイロあんた…意外と手強いな?」
施工メンバーのまるちゃんと顔を見合わせながら、カット&フィットの作業を繰り返し、なんとか敷き詰め完了。
ここで登場したのが、どっしりとしたパーティクルボード。
「スタイロが軽いなら、こいつで押さえ込めばいいんじゃね?」という当たり前の事なのに、なぜか自分の中で作戦になる感じ・・こんな発想が俺って「できるやつじゃん」って思ってしまった💦
しかし…重い!
「ダンベルってこんな感じなのかなっ」って、勝手に想像しつつ、必要な箇所をカットして設置。
やっと落ち着いたと思ったのも束の間…ここで一手間。
支持脚を設置するために断熱材に穴をあける。
しかし、支持脚の床接地面のゴムをそのままスタイロの上には置けない! つまり、断熱材に穴をあけないと収まらない。「だから…全部の支持脚に穴あける」
いつもなら、置いていくだけなのに・・。
一つひとつマーキングして、ズレないように丁寧に穴あけ。まるで栗拾いのような作業が続く。
あっ栗と言えば、長野の小布施がおすすめ!めっちゃおいしいと評判なんです( *´艸`)
穴を開け、支持脚を設置しながら、置床をレンガ張りで敷き進める。
ここまで来れば、もうゴールは見えたも同然!「ニヤッ」
すべての作業を終え、無事に置床完成!仕上がりもバッチリで、安定感も申し分なし。
「いやー、なかなか大変だったけど、やっぱり達成感あるな!」
「それより、断熱材の穴あけ、いつの間にスタンダードになったんだ!」
そんな冗談を言いながら、今日も現場を後にするのだった…。また明日の床施工日記に続く…