無垢床はお手入れだけじゃ再生できない!黒ずみやシミを削って除くリフォームとは?

   多目的ホールステージサンディング工事前

~無垢床を再生せよ!床職人奮闘記~

築10年もすると、あんなにピカピカだったフローリングも、いつの間にか黒ずみ、くすみ、「なんか部屋が暗くなった?」 なんて思うこともしばしば。
でも、「もう張り替えるしかないか…」と諦めるのはまだ早い!
ここで登場するのが、フローリングサンディング!
専用の機械で表面を削ると、まるで魔法のように くすみが消え、下から新築時のような木肌が復活!
しかも、張り替えじゃないから建築廃材はゼロ! 環境にも財布にも優しい、究極のリフォーム技だ!
この技を知らなかったら、もしかしたら「全部張り替え」を選んでしまうかもしれない…。
今回は、コンサートホール、イベントホールのサンディングの事例だ!

ホールフローリング再生

フロアサンディングは、こういう広いホールでも、出番が多い。
ステージだけをサンディングすることもあれば、ホール全体をサンディングすることもある。
新築の頃はピカピカだった床。
でも、イベントを重ねるごとに、靴音や機材の跡で汚れがたまり、気づけば暗い雰囲気に。
だが! サンディングすれば、そんなホールも見違える!!
サンダー(研磨機)を走らせ、床の表面を削る。すると、古い傷や汚れがどんどん消えていく!
「おお、木目が復活してきたぞ!」
仕上げ塗装すると、ホール全体が明るく、まるで新品のような輝きに!
「えっ、こんなに変わるんですか!?」と驚かれるのも、お約束。
それだけ違いがハッキリ出る!
ここでもフロアサンディングで再生していく!

サンディング施工前|養生作業

ここでのミッションは「観客席を一切汚さずに、ステージを仕上げる!」
ホールの観客席はすでに完成済み。「研磨粉は絶対に出したくない!」という強い要望がある。
だから、いつも以上に慎重に進めていく!
研磨職人たちも真剣な眼差しだ!
まずは、徹底的な養生をする!
マスカー、マスキングテープ、ブルーシート、ポリ養生シートを駆使し、観客席をガッチリガード!
まるでステージと客席の間にビニールという名の防御壁を築くかのようなだ!

多目的ホールステージサンディング施工

フロアサンディング施工

そして、「ダストを出さない研磨工法」ダストフリーサンディングでステージに挑む!
大型掃除機をサンディングマシンにセット、まずはあら掛けだ!
ガガガガッと均一に削りながら、長手方向へ一直線!
床の状態によっては、削り方を微調整しないといけない。
料理人が包丁の角度を変えるように、床面の削り深さを調整する。
ホコリを舞い散らせないように慎重に、しかし確実に研磨を進める。
「ホコリがほとんど出てない!」
静かに、そして着実に仕上がっていくステージ回り……美しい地肌がでてくる。
そして「際(きわ)」を削る。

万能な研磨機も、ステージの端には届かない……!
ここで登場するのは、際用のマシンと手削りスキル!
削りすぎると仕上げが波打つようになってしまう。こちらも慎重に進めていく。

多目的ホールステージサンディング研磨作業

フロアサンディング仕上げ

続いて中掛け・仕上げ掛けを行う。
研磨の基本は、いきなり仕上げにいかず、粗い番手から細かい番手へ、じっくりと段階を踏んでいくこと!
「最初は荒削り!ガッガッガッ!」
「次に中仕上げ!!ガガガ」
「さらに細かく整える!シャリシャリ…!」
これだけ丁寧に繰り返すからこそ、完璧な仕上がりになる!
ただ削るだけじゃない…これはまさに、フローリング職人の磨き上げる技!
見事に滑らかなステージが蘇る!まるでステージが若返ったかのようなだ!

多目的ホールステージサンディングポリッシャー

フロアサンディング完了

ついに、削りの工程が完了!
写真では伝わりにくいかもしれないが、目の前に広がる床はなめらかだ!
細かな目で丁寧に仕上げたことで、シルクのような滑らかさが手のひらに感じられる。
「おお…まるで新品の木肌だ!」
「おお、明るくなった!」
「変わったね…!」
 最高の仕上がりに、職人たちも笑顔だ!

多目的ホールステージポリッシャー研磨多目的ホールステージポリッシャー研磨完了

養生をはがし完成

慎重に張り巡らせた養生をペリペリッと剥がすと、そこには……ピカピカに蘇った床!
まるで、タイムスリップしたかのような輝きが広がる!
フローリングが研磨できるのか分からない…? 施設の床もサンディングできるのか…?
そんなお悩みがあれば、迷わずご相談を!あなたの住まいの床に、新たな命を吹き込みます…! 

フローリング研磨塗装も私たちにご相談ください

毎日を支えてきたフローリングは、知らず知らずのうちに傷や黒ずみ、日焼けによる色あせが積み重なっていきます。
「張り替えるしかないのかな」と思っていても、実は研磨塗装によってその床を美しく蘇らせることができます。
一枚一枚に刻まれた足跡や家族の思い出を大切に残しながら、表面を削り、新しい塗装を施すことで、まるで新築のような輝きが戻ります。
そして、ただ綺麗にするだけでなく、木本来の温もりや質感を再び楽しむことができるのです。
私たちは長年、住宅や公共施設の床を研磨塗装で再生してきました。
「ここまで変わるなんて思わなかった」と驚かれる瞬間を一緒に分かち合えるのが、私たちの何よりの喜びです。
もし「床をきれいにしたい」「でも張り替えまでは考えていない」と感じているなら、それは研磨塗装のタイミングかもしれません。
まずはお気軽にご相談ください。
専門の職人が、あなたの床の魅力を最大限に引き出すお手伝いをいたします。

電話でのお問合せ

✆0120-460-461

メールでのお問い合わせ

    関連記事

    1. 賃貸アパートリノベーション、浮き床・二重床、フローリング工事

      リノべーションに最適な床システム乾式二重床|1ルームマンションの具体的な改修事例

    2. フローリング床工事直貼り施工

      床暖房フローリング直貼り施工事例|床暖房に対応するフローリングを使わなければならない理由と施工の際に気を付けたいこと

    3. 無垢フローリングと複合フローリングの研磨費用に違いはある?床材別比較表でも解説

    4. 東京都文京区の床研磨塗装業者を行う業者とは?費用相場の解説

    5. 茨城の床研磨塗装業者の選び方と費用相場とは?

    6. オフィスの床リフォームの前に押さえておきたいポイントとは?|冬の冷たい床対策事例

    7. フローリング研磨に欠かせないポリッシャーとは何か?

    8. 床職人奮闘記!フローリングブロックの歴史とは?昭和の床張りはどれだけ違った!

    9. 新潟でフローリング研磨を頼める業者と費用相場を解説

    1. 10畳フローリングの重ね張り費用相場と施工費と材料費について解説

    2. 東京都立川市のフローリングリフォームの費用相場と業者の選び方

    3. 無垢フローリングは部分張り替えリフォームは可能?重ね張りと張替…

    4. フローリングの波打ちを直す方法とは?原因別の対処法と補修の注意点

    5. 無垢フローリングがボコボコになる原因と補修ごとの対策とは?

    1. 日数は、どの位かかるのフローリング工事!?

    2. 無垢フローリングと単層フローリングの違いとは

    3. 階下などに響く音

      推定L等級LL45と現場実測LL45では誤解を生む!床衝撃音低減性能「⊿L…

    4. 日本工業規格 JIS A 6519 : 2004 (概要)

    5. 衝撃吸収床材化粧シートフロア『衝撃吸収フロア ネクシオ』

    1. 医院新築に伴う置床・乾式二重床、フローリング根太張り及びOAフロア工事

      ニチアスのOAフロア【オメガフロア】を施工したらどんな仕上がりに…

    2. ゲストハウス新築工事、置床・乾式二重床、ダミー合板、捨て貼り、フローリング根太張り工事

      小下がりが和の雰囲気をつくる|置床で空間デザインを高め工期短縮…

    3. 高等学校新築工事、置床・乾式二重床及びOAフロア施工

      一つの空間にいくつもの段差をつくった施工事例|フラットな床が雛…

    4. 体育館床改修工事、組床式鋼製床下地及びスポーツフロア工事

      体育館床改修で使われる鋼製床下地の施工の流れとは?支持脚・大引…

    5. エントランス床フロア研磨再生

      【床再生技術】フロアサンディング&コーティングで甦る木の美しさ…