オフィスの床をすっきりさせたい、配線を見せない環境を作りたい――そんなときに選ばれるのが「OAフロア」です。
中でもフクビの置敷式OAフロアは施工性に優れ、DIYでも取り組める点が人気を集めています。
しかし、初めて施工する方にとっては「どうやって始めればいいのか」「どんな道具が必要なのか」と不安も多いのではないでしょうか。
この記事では、フクビOAフロアの施工方法をわかりやすく解説するとともに、DIYと業者施工の違いや注意点についても紹介します。
これから導入を考えている方にとって、失敗を防ぎ、安心して施工を進められる道しるべとなる内容です。
フクビOAフロアとは?施工前に知っておきたい特徴
フクビのOAフロアは「置敷式」と呼ばれるタイプで、床に直接支柱を立てる必要がなく、パネルを並べるだけで二重床構造を作ることができます。従来の支柱式OAフロアと比べると施工が容易で、工期も短縮できるため、オフィスリニューアルや小規模な空間改修に適しています。
また、軽量パネルを用いることで運搬しやすく、パネルのカットも比較的簡単に行えるため、DIYユーザーからも支持されています。
ただし、仕上がりの美しさや配線の安全性を確保するには、正しい施工手順を守ることが欠かせません。
フクビOAフロアの施工手順
下地処理とクッションシートの敷設
施工の第一歩は床の下地処理です。ホコリやゴミを取り除き、床面が水平で安定しているかを確認します。
その上で、不陸を調整するためのクッションシート(緩衝材)を隙間なく敷き詰めます。
これにより、パネルがガタつかず、歩行時の安定性が確保されます。場合によっては巾木を剥がし、後で新しいものを取り付ける必要もあります。
パネルの敷設
次に、フクビの標準サイズパネルを敷き詰めていきます。
広い面から順番に施工し、柱や壁際は採寸してパネルをカットし、ぴったり収めます。
壁際部分は「ボーダーパネル」を使用してガイドラインを作り、切断位置を正確に決めるのがポイントです。
パネルは手ノコや電動丸ノコなどで切断可能で、木材加工に近い感覚で扱えます。
配線の収納
タイルカーペットを敷く前に、必要な配線を床下空間に通しておきます。
LANケーブルや電源コード、電話線などを整理しながら配置し、将来の増設や変更に対応できるようルートを意識して敷設することが大切です。
電気配線を伴う場合は、必ず有資格の電気工事業者に依頼しましょう。
仕上げ材の敷設
最後にパネルの上にタイルカーペットを敷設して完成です。
タイルカーペットはデザイン性を高めるだけでなく、ケーブルの追加や点検時に容易に剥がして再利用できる点でも優れています。
施工のポイントと注意点
パネルカットの精度が仕上がりを左右する
壁際や柱周りのパネルカットは施工全体の見栄えを決める重要な工程です。
ガイド用ボーダーパネルを使い、壁に沿ったラインで正確に切断することで、隙間のない美しい仕上がりになります。
配線作業はプロに任せるのが安心
LANケーブルや電源コードを通すだけであればDIYでも可能ですが、分電盤からの引き込みやコンセント工事などを伴う場合は、必ず専門業者に依頼する必要があります。
法律上の制約があるだけでなく、安全性確保のためにも重要です。
施工後のメンテナンスを考える
OAフロアは一度設置したら終わりではなく、配線の増設や変更に対応できるよう計画することが大切です。
施工段階から将来的な利用シーンをイメージしておくと、メンテナンス性の高いオフィス環境を実現できます。
DIY施工と業者施工の比較
| 項目 | DIY施工 | 業者施工 |
|---|---|---|
| 費用 | 工具・材料代のみで安価 | 工賃が発生する分高い |
| 工期 | 自分の都合で進められる | プロのため短工期で確実 |
| 精度 | 初心者は仕上がりに差が出やすい | 壁際処理も正確で美しい |
| 安全性 | 配線作業に不安が残る | 法令遵守で安全性確保 |
DIYはコストを抑えられる反面、仕上がりや安全性の面でリスクがあります。特にオフィス全体を施工する場合や大量の配線がある場合は、業者に依頼したほうが安心です。
フクビOAフロア施工で快適なオフィス環境を
フクビのOAフロアは、置敷式ならではの施工性の高さから、DIYでもチャレンジできる製品です。
しかし、美しい仕上がりと安全性を確保するには、正しい手順を理解し、必要に応じてプロの手を借りることが大切です。
私たちは、OAフロアの施工やメンテナンスに数多く携わってきた経験を活かし、お客様のオフィス環境に合わせた最適なご提案を行っています。
配線が乱雑で困っている方、オフィスを快適にリニューアルしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
快適で美しいオフィス空間づくりを全力でサポートいたします。


























