12畳という広さの部屋のフローリング張替えを考えたとき、費用がどれくらいかかるのか不安になる方は多いでしょう。
特に、初めてのリフォームとなれば、相場や施工内容の違い、費用を抑える方法まで把握するのは簡単ではありません。
この記事では、「フローリング 張替え 費用 12畳」というテーマで、費用の相場から内訳、費用を抑えるためのポイントまで、分かりやすく解説していきます。
フローリング張替え費用12畳の相場
12畳のフローリング張替え費用は、一般的に21万円〜29万円程度が目安です。
ただし、この金額は使用するフローリング材の種類、施工方法、現場の状況、依頼する業者によって大きく変動します。
使用する床材による費用の違い
フローリング材にはいくつか種類があり、素材によって費用も異なります。
フローリング材の種類 | 特長 | 費用相場(12畳) |
---|---|---|
複合フローリング | 表面は木材で芯材は合板。低価格で手入れも簡単 | 約21万〜29万円 |
無垢フローリング | 天然木100%。風合いが良く高級感がある | 約40万〜80万円 |
フロアタイル | 塩ビ製で耐水性やデザイン性が高い | 約14万〜30万円 |
施工方法による費用の違い
フローリングの施工方法には、大きく分けて「張り替え」と「重ね張り」の2種類があります。
- 張り替え工法:古い床材を撤去して新しいフローリングを施工する方法で、費用はやや高めになります。
ただし、下地の状態も整えられるため、長持ちしやすいのがメリットです。 - 重ね張り工法:既存のフローリングの上から新しい床材を張る方法です。
撤去費用がかからない分、比較的費用を抑えられますが、床の高さが上がる点には注意が必要です。
業者によって費用が変動する理由
リフォーム業者によって施工費や材料費の設定、搬入・処分費などの条件が異なります。
また、地元密着型の業者と全国展開しているリフォーム会社では価格の傾向にも違いが出るため、複数の業者に見積もりを依頼し、詳細を比較することが大切です。
具体的な費用例
以下は、参考になる費用例です。
工事内容 | 参考費用(12畳) |
---|---|
複合フローリングの張り替え | 21万〜35万円 |
無垢フローリングの張り替え | 40万〜80万円 |
複合フローリングの重ね張り | 13万〜32万円 |
費用を抑えるための3つのポイント
- 重ね張り工法を検討する:撤去作業が不要になるため、施工費用が抑えられます。床の高さに余裕がある場合には有効な手段です。
- 複数の業者に見積もりを依頼する:価格の妥当性を把握できるだけでなく、サービス内容の違いも比較できます。費用だけでなく、実績やアフター対応の有無も確認しましょう。
- 素材を選ぶ:高級な無垢材ではなく、メンテナンス性に優れた複合フローリングや、クッションフロアなどの安価な材料を選べば、全体の費用を抑えることが可能です。
注意すべき点と追加費用の可能性
- 実際の費用は、現地の状況によって変わる場合があります。特に、床の下地に劣化や傾きがあると補修費用が追加される可能性があります。
- 和室から洋室への変更の場合、畳の撤去と処分費が別途必要となることがあります。
- 見積もりを依頼する際には、追加工事が必要になった場合の費用についても確認し、事前に予算の幅を把握しておくことが重要です。
まとめ
12畳のフローリング張替えにかかる費用は、21万円〜35万円が目安ですが、使用する素材や施工方法、現場の状況によって変動します。
費用を抑えるためには、素材選びや施工方法、業者の選定が重要です。
後悔のないリフォームをするためにも、見積もりは複数取り、納得できる内容で契約することをおすすめします。