◆体育館床メンテナンス施工前◆
朝、体育館に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは……懐かしいバスケットコートライン。
「うーん、これが……旧ルールなんだよね。」
バスケのルールが変わることなんて、一般の人にはピンとこない。
でも、会長曰く、「数十年に一度は大きな変更があるんだよ!」とのこと。
なるほど、バスケの進化とともに、コートも変わるのか。
「じゃあ、まずはこのライン、リセットしていくかな!」
歴史あるコートに別れを告げ、新時代のバスケットコートを描く準備に入る!
加えて、床の滑りも改善する。
長年使った体育館の床は、屋内スポーツ競技で適切とされる滑り具合から、外れてしまっている事が多い。選手や生徒が日々使うからこそ直さなきゃいけない。
ツルツル滑るようになったり、逆に表面がカサカサになって「グリップが効いている」なんてことも。
さらに酷くなると、板が欠けてささくれ立ち、「おっと、ここにトゲ危険だっ!」そんな冒険感はいらない。そんな時は、部分的にフローリングを張り替えて、ウレタンをリコートすれば、全部解消!
「あれ? この体育館の床って新築なの?」って思わず錯覚するほど滑り具合がバッチリ改善することでしょう!
◆旧ライン除去及びコートラインデザイン変更◆
「実はですね……今回のルール変更で、3ポイントラインも遠くなったんです」
そう、NBAや国際ルールに合わせて、3ポイントラインが後ろに下がったのだ。
「今までの位置で打っても、2ポイントになっちゃうってことで……そりゃ直さないといけない!」
というわけで、古いラインは一旦消去! 長年この位置でシュートを決めてきたプレイヤーたちには申し訳ないが、新しい時代に対応するしかない。さぁ、正しい位置でラインを引き直すぞ!
◆バスケットボールコートライン制限区域変更◆
実は、バスケのルール変更は3ポイントラインだけじゃないです……。
私「ゴール下の制限区域、形が変わったんです。」
先生「え、マジで!? どんな形になったの?」
私「今までは楕円形だったけど、長方形になったんです!」
さぁ、ここもバッチリ修正だ!
まずは、慎重に古い楕円形のラインを消していく。
消す作業って単純そうに見えるけど、実はバランスを崩さないようにしないと、床の仕上がりに影響が出るから結構気を遣うんだ。
「おーし、綺麗に消えた! じゃあ、新しい長方形の制限区域を書いていくぞ!」
これで、選手たちも新ルールで戦えるようになる!
◆体育館センターラインロゴリフレッシュ◆
弊社でも、よく依頼されるロゴマーク作成&塗装
「せっかくだから、センターラインのロゴもリフレッシュする!」
体育館の顔ともいえるセンターラインのロゴ。経年劣化で色褪せ、すっかりくすんでしまっている。
「うーん、これじゃ迫力がないな……。」
そこで、色を塗り直す。
元のデザインを参考にしながら、筆を走らせる。
「おぉ、めちゃくちゃ映えてるっ!」
ロゴが鮮やかに蘇ると、体育館全体の雰囲気もグッと引き締まる。これはテンション上がるぞ!
◆仕上げウレタン塗装◆
最後の仕上げは、コートの塗りつぶし&ウレタン塗装。
「この色、前はもっと鮮やかだったんだよな……。」
使い込まれ、年月を経てくすんでしまった色。これを見事に復活させるのが、俺たちの仕事だ!
大刷毛を使って、慎重に塗料を塗っていく。新しいラインとロゴが映えるように、鮮やかで深みのある色合いに調整。そして、ウレタン塗装。
ついに完成!
「ウーム、かっこいい仕上がりだ……!」
鮮やかに蘇ったコートは、まるで新品。光沢をまとい、堂々とした姿を取り戻した。
「これはもう、ずっと見ていられるな……。」
生まれ変わったバスケットコートを前に、しばし沈黙。ただただ、その仕上がりに見惚れてしまう。
さて、次の現場でも、この腕を振るってやるぞ!