大切な無垢フローリングの傷や色ムラが気になってきた時、リフォームするのに「どれくらい費用がかかるのか」「張り替えほど高額になるのか…」と気になりますよね。
無垢材は何度も再生できる魅力がありますが、業者に依頼するときは費用相場や内訳を押さえたうえで、賢く予算を立てることが大切です。
本記事では、無垢材フローリングの研磨費用について、一般的な相場から追加費用、節約のコツ、研磨の効果やタイミング、研磨後のお手入れまで、具体的に解説します。
無垢材フローリング研磨の基本費用
無垢フローリング研磨の費用相場は、1平米あたり5,000円~6,000円が一般的です。
傷や古い塗膜を削り落とし、平滑な下地をつくる「研磨のみ」の料金です。さらに表面を保護し風合いを高める「オイル塗装」を追加すると、1平米あたりプラス2,000円~4,000円程度が必要になります。
施工範囲が広いほど単価は下がるケースもあるため、床面積が大きいほどお得感が増すことがあります。
たとえば10平米の研磨+オイル塗装なら合計で60,000円~90,000円が目安です。
研磨費用の内訳例
内容 | 単価(平米あたり) | 説明 |
---|---|---|
研磨のみ | 5,000円~6,000円 | 古い塗膜や小~中傷を削り落とす作業。平滑下地づくりの基本工程です。 |
オイル塗装 | 2,000円~4,000円 | 保護と風合い向上のための塗装。乾燥時間や塗布回数で単価が変動します。 |
ウレタン塗装 | 3,000円~8,000円 | 使用するウレタンが高耐久の場合ほど高額になります。 |
合計目安 | 7,000円~15,000円 | 研磨+塗装をセットで依頼した場合の総額イメージ。施工面積により割安感が生まれることも。 |
追加で発生するその他の費用
研磨と塗装以外に、以下の項目を別途見積もりに含む業者もあります。
見積り時に確認し、総額を把握しておきましょう。
- 養生・搬出費用(約800円/平米)
研磨中に床や家具を保護するための養生作業費。床面積に応じて算出されます。 - 床下地補修(必要に応じて)
床鳴りや段差がある場合、下地の補修や調整が必要です。工事範囲と難易度で費用が変動します。 - 家具移動サービス
家具を移動するかどうか、無料対応か有料オプションかを事前に確認しましょう。
費用を抑える3つのポイント
DIYや相見積もりを活用すると、費用を効率的に抑えられます。以下のポイントを参考にしてください。
- DIYで研磨のみ自分で行う
材料費(サンダー・サンドペーパー・オイルなど)だけで済むため、研磨作業を自分で行い、塗装だけ業者に任せる方法があります。
ただし、技術不足によるムラや削りすぎリスクに注意が必要です。 - 複数の業者に見積もりを依頼
2~3社から現地調査・見積もりを取り、単価だけでなく作業内容や保証、使用塗料の種類まで比較検討しましょう。
相場から大きく外れる見積は避けるべきです。 - 状態を見極めて最適な工法を選ぶ
フローリングの傷や汚れが軽微な場合は、研磨深度を浅めに抑えたり、部分補修だけを実施することで工事規模を小さくできます。
事前調査で必要工数を減らせば、そのぶん費用が節約できます。
無垢フローリング研磨の効果と最適なタイミング
定期的な研磨は、単に見た目の美しさを取り戻すだけでなく、無垢材本来の機能性を維持する効果もあります。
研磨後は再度オイルやワックスを塗布し、表面を保護することで、フローリングの耐久性が向上し寿命が延びるのです。
以下のタイミングでの研磨を検討しましょう。
- 表面に細かなキズが多数発生して掃除機掛けや拭き掃除がストレスになるとき
- 色あせや汚れが落ちにくくなり、インテリア全体が暗く見えると感じたとき
- 築5~10年ごとの定期メンテナンスとして、次回のDIYや張り替えタイミングを先延ばしにしたいとき
これらの目安をもとに、床の状態を定期的にチェックし、必要なメンテナンス時期を見極めることで、費用対効果の高いフローリング管理が可能です。
研磨後のお手入れと注意点
研磨後は、表面を保護した塗装が完全に乾くまで歩行を控えることが大切です。
塗装後の乾燥期間は塗料によって異なりますが、24~48時間程度は触れないよう注意しましょう。
日常のお手入れは、掃除機や柔らかい乾拭きが基本で、水拭きは固く絞った雑巾を使い、すぐに拭き取るようにしてください。
油ジミや黒ずみが気になる場合は、専用クリーナーや重曹を薄めた水溶液を使い、優しく落とすと素材を傷めずにきれいにできます。
研磨再生を行った後も、正しいお手入れを続けることで、美しい状態を長持ちさせることができます。
無垢材フローリングの研磨と再塗装は、張り替えに比べコストを抑えながら新品のような美しさを取り戻し、床の寿命を延ばす優れたメンテナンス方法です。
ご自身の予算や施工範囲に合わせ、DIYか専門業者への依頼かを選択し、大切な住まいの無垢フローリングを長く楽しんでください。