集合住宅の置床スタート
さて、今日は町営住宅の置床工事か!
朝の空気を吸い込みながら、置床工事に向かう準備を整える。
「よし、今日もやるぞ!」と気合を入れて出発!
それでは、今回、施工したのは町営住宅について説明していく。
置床・乾式二重床工事が採用されるのは、集合住宅、商業施設、文教施設などが多い。
使った置床は万協フロア。
置床の中でメジャーなメーカー。仕上げはパーチ天で約250㎜になる。
今回の施工内容は
- 置床・乾式二重床
- 捨て貼り(合板施工)
- フローリングの根太張り
集合住宅では、置床がよく採用される。それは、配線を床下に通せたり、防音や断熱効果を高めたりできるからだ。
「これはやりがいのある現場になりそうだな!」
この現場では、床を先に仕上げる「床先行工法」を採用。
後で壁が入るため、その重さに耐えられるよう補強を事前に考えておく必要がある。
適当にやってしまえば、後々「床がたわむ」「ギシギシ鳴る」なんて悲劇が待っているかもしれない。
だからこそ。
事前にやることを明確化し、現場監督さんとも打合せをしておく。
当たり前かもしれないが、その一つひとつがより良い床をつくっていく事につながるんだ。
ちなみに、今回、補強には、システムネダを使った。
そうすることで、間仕切りの安定感を確保できる。
施工の打合せや段取りが終わったら、張り出していく。
高さをミリ単位で調整しながら、着実に仕上げていく。
貼っていくのは「パーティクルボード」。一枚一枚、ビスを使って確実に固定していく。
ここには「床下点検口」や「床下収納」も設ける必要がある。
フラットだけの床じゃない。隠れた機能を仕込んでいくのだ。
事前に正確な位置を測り、しっかりカット。
完成後、お客さんは、ここにこんな収納があるんだと喜んでくれるだろう。
下地の準備が整ったら、いよいよフローリング貼りへ。
今回は、パーチ仕上げの下地を採用。
他の部分は捨て貼りで進める。
ここからは、美しい仕上がりが求められる工程。
見た目はもちろん、歩いたときの感触、足音の響きまで計算しながら、丁寧に貼っていく。
この先には、温かいリビングが生まれ、子どもたちが元気に駆け回る風景が待っている。
そんな未来を想像しながら、今日の作業はここまで。明日へと続く。
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