オフィスでOAフロアはなぜ普及しているのか?
今回ご紹介するのは、企業様のオフィスに採用されたOAフロアの施工事例です。
OAフロアは床の上にパネルを敷き詰めることで、二重の床にする工事です。床と床の間に空間を生まれるので、 ケーブルなど収納することができます。
仕上げた床の上に露出したケーブルがなくなるため、快適な床環境が実現します。そのため、多くのオフィステナントなどで採用されています。
OAフロア施工について
使用する材料はレベル調整式のOAフロアです。置敷式と違い、支持脚で高さが調整できるため、高いレベル精度が出せます。
そのためコンクリートスラブに不陸があるような場所や、より水平性が求められる場所で使われています。よく相談されることなのですが、コストを抑えるために置敷き式のOAフロアを使いたいと・・・
正直、既存のコンクリートが古く長尺シートが貼られていたような施設の場合、調整式でなければ水平精度は確保できないことが多いです。例えば、スラブが5ミリ程度違っていて、スリットなどの緩衝する機能が入っていない場合、仕上げてもカタカタと段差ができてしまいます。
このOAを使って、室内全体に敷き詰めていきます。
1つの間取りで、これだけ広いと支持脚と、OAパネルを並べていくだけでも時間が掛かります。
入口にはスロープを設置しました。OAフロアの段差の処理はスロープだけでなく、框での仕上げもあります。
ただ、高い段差になる場合は危険なので、スロープの設置をおすすめします。
最期に床仕上げになります。タイルカーペットではなく、フロアタイルの仕上げです。
その他にも、OAフロアの床仕上げには、フローリングやセラミックタイルなどがあります。
床仕上げ材によっては、OAフロアと下地工事が必要になるケースもありますが、使用する建材や施工方法によっては、省くことができますので、まずはご相談ください。