オフィスや施設の配線整理に欠かせないOAフロア。その中でも長年信頼を集めてきたメーカーのひとつがニチアスです。
耐久性・機能性に優れた製品を数多く展開してきましたが、一部はすでに生産終了となり、現行品との違いに戸惑う担当者も少なくありません。
ここでは、ニチアスOAフロアの現行製品と生産終了製品の違いを整理してご紹介します。
ニチアスのOAフロアとは
ニチアスは断熱材・耐火材メーカーとして知られ、建材分野でも幅広い実績を持っています。
OAフロアは「フリーアクセスフロア」とも呼ばれ、床下に配線スペースを確保する仕組みで、オフィスや公共施設の快適性・安全性向上に欠かせません。
ニチアスのOAフロアは強度・耐久性・施工性に優れ、多様な施設で採用されてきました。
現行OAフロア製品
- オメガフロア:鉄筋+ラス補強の高強度コンクリートパネル。
耐久性抜群で大型オフィスや公共施設向け。 - NOAフロア:パーティクルボードを使用した軽量タイプ。
施工性が良く、中小規模オフィスやリニューアルに最適。 - パットフロア:GRC(ガラス繊維補強セメント)+鋼板構造。
重荷重対応で、特殊施設や大型機器設置エリアに適する。
生産終了した製品
- シグマフロア:けい酸カルシウム板を基材に採用。
再生原料50%以上使用の環境配慮型だが、原料供給や設備老朽化のため2022年3月に終了。 - デルタフロアV:耐久性・施工性に優れ、多用途で使われてきた定番製品。
同じく2022年に生産終了し、後継としてオメガフロア・NOAフロアへの切り替えが進んでいる。
比較表
| 製品名 | 特徴 | 主な用途 | 現行/終了 |
|---|---|---|---|
| オメガフロア | 鉄筋補強コンクリート | 大規模オフィス・公共施設 | 現行 |
| NOAフロア | 軽量パーティクルボード | 中小規模オフィス・リニューアル | 現行 |
| パットフロア | GRC+鋼板 | 重荷重対応フロア | 現行 |
| シグマフロア | けい酸カルシウム板・再生材 | 環境配慮型オフィス | 終了 |
| デルタフロアV | 高耐久・施工性良好 | 多用途オフィス | 終了 |
選定のポイント
- 施設規模・用途:大規模ならオメガ、中小規模や軽量施工ならNOA。
- 耐荷重条件:重量機器があるならパットフロアが安心。
- 既存製品の互換性:シグマやデルタを使っていた場合は、現行製品で代替可能か確認が必要。
ニチアスOAフロアで快適なオフィスを
ニチアスは、信頼性の高いOAフロアを提供してきた実績あるメーカーです。
シグマフロアやデルタフロアVは終了しましたが、オメガフロア・NOAフロア・パットフロアといった現行製品で十分対応可能です。
用途や条件に合った製品を選ぶことで、快適で安心なオフィス環境を実現できます。もし選定に迷う場合は、専門業者へ相談するのが最も確実です。

























