複合フローリングの種類
複合フローリングは合板の表面に化粧材を張り合わせたものであり合板フローリングとも言われています。
複合フローリングは、用いる化粧材によって薄く削った天然木の単板(突板)を用いる
タイプと、樹脂化粧シートなどの特殊加工の化粧材を張ったタイプに分けることができる。
単板(突板)のタイプ
天然木を厚さ0.3㎜程度から1㎜程度(2~3ミリ程度の高級品もある)に薄く削り、合板を貼りあわせたものになる。合板と合わせて12~15ミリというのが一般的になります。
張り合わせる天然木は、ナラやサクラ、カバ、ブナなどさまざまですが、単板の暑い方が、溝も深く木目が鮮やかになります。商品によっては無垢材のフローリングと区別するものが難しいものもある。
特殊シートのタイプ
樹脂やオレフィン・紙などのシートに、木目や石目、抽象的な柄などを印刷したものになります。
単板(突板)のタイプと区別がつかないほど、天然木に近い雰囲気を持つ商品もある。
(賃貸マンション等に多い)
複合フローリングの特徴は、豊富な商品バリエーション、バラツキのない品質、優れた施工性などがあげられます。薄い単板でも塗装などの加工によって強度を高めたものもみられます。
耐水性の高いタイプも多く、キッチンや洗面・トイレなどでもフローリングを選ぶ方が増えてきているそうです。