幼稚園の新築工事現場に朝日が差し込む。
今日のミッションは、広々とした園舎の置床施工だ。
最近では、幼稚園や学校などの文教施設にも置床工事が当たり前になってきた。
大原学園の現場を思い出しながら、今日も気合いを入れる。
まずは広大な間取りを前に一息つく。
マンションやアパートの施工も広いが、幼稚園はまた別の広さだ。つまり高さじゃなくて、部屋が広い!
子どもたちが元気いっぱいに走り回る姿を想像しながら、「夢のある安全な場所を」との想いで作業を進めることを心に決める。
支持脚を設置し、パーティクルボードをカットしていく。
ここで重要なのはテンポだ。テンポよく張っていける環境を整えれば、作業は驚くほどスムーズに進む。
音楽に乗るように、リズミカルに作業を進めていく。
カット作業には便利な工具が欠かせない。定規を丸鋸に取り付けず、手で押さえるだけでサッと切れる秘密兵器を取り出す。シュッ!パタン!キレイに切れる音が響き、気持ちいい。「この道具、ホント助かるな!」と心の中でガッツポーズ。この道具作った人、本当天才っ!
だが、ここで試練がやってくる。パーティクルボードの重さだ。
ズシリとした重量が腕にのしかかる。「やっぱり重いな……」と苦笑いしながらも、気合いで降ろす。
体力勝負な場面も、職人の腕の見せ所だ。この時は体重を後ろに掛けながら微妙なバランスを維持している!
置床が完了したら、次の工程に進む。
針葉樹合板を捨て貼りしていく。ここで気になるのが、「針葉樹合板とラワン、どちらを張るべきか?」だ。今回の用途では針葉樹の方がベストだ。慎重に、だがテンポよく張り進める。「パンッパンッパンッ」最後の一枚をピタリと収め、「完成!」
振り返ると、さっきまでただのコンクリートだった床が、置床に生まれ変わっている。
「仕上がったな」そう思うと、充実感が込み上げる。
あとは子どもたちが元気に遊ぶ姿を想像するだけだ。
「ここで友達ができたり、友達と飛び回ったりするんだろうな」
「転んでも衝撃が和らぐ床になったぞ!」そんな思いを胸に、今日も職人の奮闘は幕を閉じた。
ちなみに仕上げは、厚みのあるタイツカーペットを貼るので今回の施工は置床と針葉樹の捨て張りでした。
これが、針葉樹の理由となるのです・・・
さて、帰ろう!