集合住宅用プレフロアーFシリーズの製品案内

   

プレフロアーF/RJシステム

F/RJ軽量床衝撃音低減性能:⊿LL(Ⅱ)-3
重量床衝撃音低減性能:⊿LH(Ⅱ)-2
転倒衝突時の床のかたさ:100G以下

家具の揺れ問題を改善したF/RJシステム

集合住宅の居室に必要とされる要素をバランスよく兼ね備えた二重床システムです。
コンクリートスラブの凸凹に関係なく仕上げ材を水平に保ち、硬度70度の防振ゴムF型により、優れた「転倒衝突安全性」と「歩行時の各種硬さ」を実現。既存の防振ゴムE型に比べ優れた不振動性と耐荷重性能を得ています。

■構成部材(間仕切り壁先行工法の場合)
 防振アジャスター F型3.5本/㎡
 根太システム RJ型1.7m/㎡
 ベースパネル(20mm×1820×600)1.0枚/㎡
■㎡当り重量(フロアー24kg/坪含む)約25.0kg
■最低調整高さ(ベースパネル天端)H=50mm以上

試験条件試験結果

測定:㈶日本建築総合試験所/試験番号:IVA-14-0197
中心周波数(Hz) 63 125 250 500 1000 2000
軽量床衝撃音レベル低減量(dB) 9.5 5.8 14.5 22.7 35.5 48.6
重量床衝撃音レベル低減量(dB) -3.1 -5.3 -3.0 0.3

プレフロアーF/RJ(タイル仕上げ)システム

F/RJ(タイル仕上げ)軽量床衝撃音低減性能:⊿LL(Ⅱ)-3
重量床衝撃音低減性能:⊿LH(Ⅱ)-2
転倒衝突時の床のかたさ:100G以下

割れやすいタイル・石材に対応した断面構成

タイル・石材等の柔軟性を持たない仕上げ材に対し二重床は相性の悪い床下地と言えます。そこでベースパネルの継ぎ目に防振アジャスターを1本追加し、捨張合板12mmを二枚貼り合わせて二重床全体の剛性を上げています。重量物の落下の様な、衝撃による床の変形を抑えつつ二重床全体が沈むことで衝撃を吸収しタイル・石材等を割れ難くしています。

■構成部材(間仕切り壁先行工法の場合)
 防振アジャスター F型4.5本/㎡
 根太システム RJ型1.7m/㎡
 ベースパネル(20mm×1820×600)1.0枚/㎡
 捨張合板(12mm×1820×910)1.3枚/㎡
■㎡当り重量(タイル22kg/㎡含む)約53.0kg
■最低調整高さ(ベースパネル天端)H=50mm以上

試験条件試験結果

測定:㈶日本建築総合試験所/試験番号:IVA-15-0154
中心周波数(Hz) 63 125 250 500 1000 2000
軽量床衝撃音レベル低減量(dB) 4.9 11.2 16.4 21.4 29.9 39.5
重量床衝撃音レベル低減量(dB) -0.4 0.0 8.3 12.8

プレフロアーF25/RJシステム

F25/RJ軽量床衝撃音低減性能:⊿LL(Ⅱ)-3
重量床衝撃音低減性能:⊿LH(Ⅱ)-2
転倒衝突時の床のかたさ:100G以下

F/RJシステムのベースパネルを25mmにした二重床システム

コンクリートスラブの凸凹に関係なく仕上げ材を水平に保ち快適な歩行感と優れた転倒衝突安全性を実現。より床剛性が増したことによりたわみ量も小さく床断面構成の質量向上により遮音性も向上しています。

■構成部材(間仕切り壁先行工法の場合)
 防振アジャスター F型3.5本/㎡
 根太システム RJ型1.7m/㎡
 ベースパネル(20mm×1820×600)1.0枚/㎡
■㎡当り重量(フロアー24kg/坪含む)約29.5kg
■最低調整高さ(ベースパネル天端)H=55mm以上

試験条件試験結果

測定:㈶日本建築総合試験所/試験番号:IVA-15-0004
中心周波数(Hz) 63 125 250 500 1000 2000
軽量床衝撃音レベル低減量(dB) 6.8 8.4 16.0 24.3 36.4 49.7
重量床衝撃音レベル低減量(dB) -3.1 -4.5 -0.2 3.1

プレフロアーFS/RJシステム

FS/RJ軽量床衝撃音低減性能:⊿LL(Ⅱ)-3
重量床衝撃音低減性能:⊿LH(Ⅱ)-3
転倒衝突時の床のかたさ:100G以下

4mm遮音シートにより⊿LH(Ⅱ)-3に向上させた二重床システム

コンクリートスラブの凸凹に関係なく仕上げ材を水平に保ち快適な歩行感と優れた転倒衝突安全性を実現。床断面構成の質量向上により遮音性能が向上。二重床の弱点である重量衝撃音63Hzの悪化を抑制します。

■構成部材(間仕切り壁先行工法の場合)
 防振アジャスター F型3.5本/㎡
 根太システム RJ型1.7m/㎡
 ベースパネル(20mm×1820×600)1.0枚/㎡
 遮音シート(4mm×1000×500)2.0枚/㎡
■㎡当り重量(フロアー24kg/坪含む)約36.5kg
■最低調整高さ(ベースパネル天端)H=50mm以上

試験条件試験結果

測定:㈶日本建築総合試験所/試験番号:IVA-15-0022
中心周波数(Hz) 63 125 250 500 1000 2000
軽量床衝撃音レベル低減量(dB) 7.4 5.7 16.8 27.2 40.9 52.8
重量床衝撃音レベル低減量(dB) 1.1 -2.7 -4.1 -2.0

プレフロアーFS8/RJシステム

FS8/RJ軽量床衝撃音低減性能:⊿LL(Ⅱ)-3
重量床衝撃音低減性能:⊿LH(Ⅱ)-4
転倒衝突時の床のかたさ:100G以下

8mm遮音シートにより⊿LH(Ⅱ)-4に向上させた二重床システム

コンクリートスラブの凸凹に関係なく仕上げ材を水平に保ち快適な歩行感と優れた転倒衝突安全性を実現。床断面構成の大幅な質量向上により遮音性能が向上。子供の飛び跳ね音に相当する重量衝撃音63Hzを+5dB改善。

■構成部材(間仕切り壁先行工法の場合)
 防振アジャスター F型3.5本/㎡
 根太システム RJ型1.7m/㎡
 ベースパネル(20mm×1820×600)1.0枚/㎡
 遮音シート(8mm×910×455)2.5枚/㎡
■㎡当り重量(フロアー24kg/坪含む)約48.5kg
■最低調整高さ(ベースパネル天端)H=50mm以上

試験条件試験結果

測定:㈶日本建築総合試験所/試験番号:IVA-15-0023
中心周波数(Hz) 63 125 250 500 1000 2000
軽量床衝撃音レベル低減量(dB) 8.5 8.4 18.8 28.8 42.0 52.6
重量床衝撃音レベル低減量(dB) 5.7 -1.8 -1.3 0.6

※試験結果は㈶日本建築総合試験所「床材の床衝撃音低減性能の等級表記方針」に基づくものです。
※床衝撃音レベル低減量のデータは、壁式構造実験室における200mm厚RCスラブ上での試験結果です。床の断面仕様や壁際納まり仕様が変更された場合には、床衝撃音レベル低減量にも変化が生じることがあります。

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