「今日の現場は松本か…!」と目を覚ます。
松本城でも拝みながらの仕事か?と思いつつ、荷物を積み込む。
今回はOAフロアの施工依頼。メーカーが指定されているということは、それなりにしっかりした施工が求められているということだ。「よし、気合い入れていくぞ!」とコーヒーを一口。
車を走らせること数時間、到着したのはオフィスビルのとある1室。
エントランスを通り、エレベーターに乗って現場へ向かう。
「おはようございます!」と元気よく挨拶しながら中へ入ると、何もない真っさらな床が広がっていた。「おお…何もないな…」と目の前のタイル仕上げの床を見渡す。
まだ家具もなく、ただの広い空間。
ここにOAフロアを敷き詰め、新たなオフィスの基盤を作る!
そう思うと、職人魂が燃えてくる。「よし、やるぞ!」
OAフロアの施工にはまず「ずれ止めシート」を敷くことが重要!
「隙間なく、ずれずに!」がルール。
これがしっかりしていないと、OAフロアがグラついたり、パネル同士がズレてしまう。
「まるで巨大なパズルの下準備みたいだな」と思いながら、慎重に敷き詰めていく。
そして、ここからが本番。OAフロアパネルを敷いていくのだが…これがめちゃくちゃ重い!
「よっ…こらっ…しょっと…!」と持ち上げるだけで腰にズシンとくる。
慎重に並べないと腰を痛めるので、まごまごしている暇はない。
「これはまるで、巨大な石畳を敷いてるような作業だな…」と心の中でぼやきつつ、テンポよく並べていく。
フロアの一部には配線を通すための溝がある。
そこには 専用の鉄パネルを敷いていく。
これがしっかりしていないと、配線がグチャグチャになったり、パネルが浮いたりするので慎重に設置。「ここは特に気をつけて!」と自分に言い聞かせながら、一枚一枚丁寧にセットしていく。
「さて、次はドアの部分だな…」
ドアの周りにはスロープを設置する。
アルミ材を使うので軽いが、しっかり固定しないとガタつく。
まずはビスを揉むために、既存の床に下穴を開ける!
「キュイイイイイン!」と電動ドリルが響く。
適切な深さに下穴を開け、ビスでしっかりとスロープを固定。
「よし、これでスムーズに出入りできるようになった!」
すべてのパネルを敷き終え、ついにOAフロアが完成!
足元がしっかりとした安定感のある床になり、「おお、いい感じだな!」と一人満足感に浸る。
仕上げにもう一度歩いて確認し、ガタつきやズレがないかをチェック。「完璧だ!」
今回の工事では、OAフロアの上にタイルカーペットを敷く作業はなし!
お客様が後日、デザイン張りをする予定らしい。
どんなオシャレな空間になるのか気になるが、俺の仕事はここまでだ。最後に掃除をして、道具を片付ける。
すべての作業を終え、「よし、今回もいい仕事ができた!」と満足感に浸る。
帰りの車に乗り込み、松本の景色を眺めながら、「タイルカーペットが敷かれた後にまた見てみたいな」と思う。
今日も無事に最高のOAフロアを作り上げた!
次の現場はどこになるのか…楽しみだ。