1日の延べ歩行者数1万人?の床をつくれ!床奮闘記
今回の現場は文教施設。こんなお問合せをいただいていました。
お客様:「学校の建て替えで、フローリングの直貼りがあるんだけど…
教室と廊下、それと体育館、特殊教室、職員室、事務室など3000㎡くらいあるんだけど、シモトリさん対応できる?」
私:「もちろん可能です!今までも大規模施設に数多くの実績があります。必要でしたら実績表も送りますけど?」様々な学校の床をやってますので、ご確認ください!
何百人もの生徒が歩き回るし、体育館や廊下、教室によって求められる性能も違う。
もし、疑問があればお答えします。
この現場、そんな感じで進んでいきました。
フローリング直貼り材搬入
さあ、今日の現場はフローリングの大量搬入からスタート!
事前にどこに何を使うか間分けしてあるから、あとはスムーズに運ぶだけ!
…のはずが、この量、なかなかの迫力!
ここで頼れる相棒、レッカーの登場!
「よーし、いっちょ運んでやるか!」と、ドドーンと足場まで一気に吊り上げる。
ひとまず仮置きして、次は間配りの作業。必要な場所に必要な分だけ慎重に配置していく。
「ここは教室分! こっちは廊下分! そっちは…あれ、職員室どこだっけ!?」
なんて、現場ではちょっとした迷子に…。
でも、ここでの間配りが後の作業を決める超重要ポイント!
施工がスムーズに進むかは、この準備にかかっている!こうして、慎重かつダイナミックにフローリングを配置し、「よし、準備完了!」と職人たちがやっと終わったと「ほっ」とする瞬間。
さあ、次はいよいよ本番! フローリング施工開始だ!
フローリング直貼り開始
今回の現場はフローリングの直張り工法!
「直張りって何?」と思ったあなた、イメージしてください。
コンクリートスラブの上に直接接着剤を塗り、そのままフローリングを貼っていく方法。
根太や下地を組む手間がないので、スピーディーに施工できるのが最大のメリット!(床だけでみた場合ですが……)
例えば、置床工法や鋼製床下地を組む場合と比べると、「え? 2週間も工期が違うの!?」
と驚くほどのスピード感。短納期の現場なら、絶対に検討したい工法なんです。
でも、何でも直張りできるわけじゃない!
建物の構造による制限もあるので、事前チェックが必須。
さらに、今回は店舗や公共施設向けの床材を使用。
ここでよくある失敗が、「一般住宅用のフローリングを使っちゃった!」問題。
これ、何が起こるかというと…
◆表面のシートが剥がれる!
◆スリ傷・凹み傷が付きやすい!
◆耐久性が足りず、あっという間に劣化!
店舗や公共施設は、人の出入りが多く、過酷な環境。
だからこそ、耐摩耗性・耐衝撃性に優れた業務用フローリングが必須!
「そーそー! そんなこと相談したかったんだよ!」と思ったら、どんな用途で使うのか教えてください! 最適なフローリング、提案します!
フローリング墨出し&張出し
さあ、フローリング施工の第一歩は「墨出し」から!
「墨出しって何?」と思ったあなた、これがなければ床がガタガタな仕上がりになってしまう恐れが!
あっちは、出っ張って、こっちは引っ込んで、隙間だらけなんてことになりかねません!
墨出しとは、フローリングを貼るための基準となる線を引く作業。
この線に沿って施工することで、キレイにまっすぐ、ズレなく仕上がるのだ。
墨出し後に行うのが、張り出し!この最初の一手が重要となる。
まずは採寸。
✅ 部屋のサイズを正確に測る!
✅ 壁際のゆがみをチェック!
✅ フローリングの割り付けを計算!
そして、張出し開始!
基準線(墨出し)に沿って、一枚一枚、ていねいに張る!
ここがバチッと決まれば、あとはリズムよく進めるだけ!
直貼り用接着剤塗布
そして、いよいよ直貼り開始!
まずは接着剤の塗布。
ここでのポイントは「広範囲に塗りすぎない!」
なぜなら、手や材料にベタベタ付着すると、後々大変!
「うわ、接着剤が手についた…」「床材にくっついたまま固まった!」なんてことになると、
最悪の場合、拭き取れなくなって仕上がりが汚くなるのだ。
だからこそ、手の届く範囲に小分けして塗布!
そして、細かく且つ素早く貼っていくのが職人技!
接着剤を塗る → フローリングを張る → また接着剤を塗る
この繰り返しで、少しずつ美しい床が完成していく。
広く一気に張るよりも、少しずつ進めた方が仕上がりがキレイでムラなく仕上がる。
職人の力量が試される直貼り工法!
こうして、一枚ずつ丁寧に貼ることで、美しく、仕上がっていくのだ!
エポキシ系接着剤が恐怖となる時
ここで注意点がある!「エポキシ系接着剤の恐怖だ!」
エポキシ系接着剤塗布後にフローリングを貼った上に乗ると氷の上のようにツルツル滑る!
うっかり上に乗ったら最後。
「ズルッ!!」
「うわっ、フローリングがズレたーーー!」
…という大惨事に。せっかくの床が隙間だらけになり、直すのに大幅な手戻りが発生…。
最悪の場合、接着剤が乾きすぎて、フローリング自体が使えなくなることもあるのだ!
だからこそ、順序良く慎重に張るのが絶対ルール!
さらに、作業する職人の動線も計算し、「どこに工具を置くか」「次にどこを張るか」まで考えておく。とはいえ、時にはどうしても上に乗らなければならない場面も出てくる。
そのときは、ただ乗るのではなく
✅ 動かさないように足の置き方を調整!
✅ 体重のかけ方まで意識して慎重に!
繊細に「差し足、抜き足、忍び足」で、フローリングを守り抜く!
こうして、職人たちの緊張感あふれる一歩一歩の積み重ねが、床をつくり上げているのだ!
フローリング大張り
広い面積のフローリング施工。これを一人でやるとなると…先が見えなくなる!
掃除 → 接着剤塗布 → フローリング張り → 材料移動 → カット → 梱包ばらし…
気が遠くなるような作業量…。
でも、ここで大切なのがチームプレー!
複数人以上いれば、作業を分担することで圧倒的に効率がアップする。
✅ 接着剤担当 → 手の届く範囲で適量を塗布(塗りすぎると大惨事!)
✅ 大張り担当 → スピーディーにフローリングを敷き詰める!
✅ 張出し&張仕舞い担当 → 精密なカットで美しく仕上げる!
この布陣で動けば、まるで息の合ったオーケストラのように仕事が流れていく!
阿吽の呼吸で役割分担しながら、時にはスピードを調整しつつ進めるのが職人の技。
これって、実はオフィスの仕事と同じ!
「全部一人でやる」のではなく、タスクを分けて効率化するのがカギ。
フローリング施工も、バックオフィス業務も、チームワークがあってこそ成り立つ!
だからこそ、現場では最強の布陣で挑むのが鉄則なのだ!
フローリング直貼り完了
広い部屋なら役割分担で効率アップ!
でも、小さな部屋なら…実は一人の方が早い!?
そう、小さなスペースではあれこれ動き回るより、一人でスムーズに進めた方が時短になることもあるんです!「なるほど…タスク分けが最適とは限らないってことか!」
ブログを書きながらそんな気づきがあるとは…
学びの連鎖が止まらない!
もうこのままアナリティクスの世界に行ってしまいそうですが…
ここで一旦、作業完了といたします!
フローリング直貼り作業のご依頼、ありがとうございました!
またのご相談、お待ちしております!