OAフロアスチール支持脚調整式施工事例|施工前
新設の高等学校の床工事になります。
フローリング直張り及びOAフロアを行いました。
OAフロアには2つのタイプがあり、今回の学校にような場所では「支柱調整式」が採用されることが多いです。
「支柱調整式」は高さの調節が可能な支持脚であらかじめ水平をとっておき、その上にパネルをのせていく工法です。
もう1つの施工方法は「置敷式」です。高さが決まっているパネルを直接床に置いて仕上げていくもので、水平性は下地のコンクリートに習います。
そのため、凸凹していれば水平な床に仕上がりません。この方式は下地を水平にしておく必要があります。
今回の工事の「支柱調整式」の施工の流れになります。
OAフロアスチール支持脚調整式施工事例|墨出し
OAフロアの設置作業において、精度を要する作業が墨出しです。
墨出しとは、フロアのレイアウトを正確に計画し、パネルや部材がぴったりと収まるように位置をマーキングすることを指します。このプロセスを丁寧に行うことで、フロア全体の美観だけでなく機能性も保たれ、後のトラブルを防ぎます。
特に、フロアの端部分に関しては細心の注意が必要です。端に細いパネルが来ないように計算し、割り付けを行うことで、見た目が美しく、安定したフロアを実現できます。適当な墨出しでは、後になってからの修正作業が増え、結果としてコストや労力の無駄につながります。
正確な墨出しは、OAフロアの質を左右する重要な工程であり、細部にわたる配慮が求められる作業です。プロフェッショナルな施工には、このような地道な準備が不可欠であることを理解し、それに見合った注意と技術を持って臨むべきです。
OAフロアスチール支持脚調整式施工事例|使用パネル及び支持脚搬入
OAフロアを選ぶ際には、オフィスのニーズに合わせたパネルの選択が重要です。今日は、スチール製のOAフロアパネルに注目し、その利点を探ります。
スチール製のパネルは、耐久性と強度が非常に高いことが特徴です。オフィスの床面には、人の往来やオフィス機器の重量が常にかかっています。そんな環境下でも、スチール製パネルは変形しにくく、長期間にわたって安定したサポートを提供します。
また、スチール製パネルはメンテナンスが容易で、清掃が簡単なため、常に清潔なオフィス環境を維持するのに役立ちます。さらに、火災などの緊急時にも、非常に優れた耐火性を発揮するため、オフィスの安全性を高める要素となります。
選択する際には、パネルの耐荷重能力や耐久性、メンテナンスのしやすさなど、オフィスの実情に合わせた検討が不可欠です。スチール製のパネルは、これらの要件を満たすために最適な選択肢と言えるでしょう。
OAフロアスチール支持脚調整式施工事例|支持脚設置及びレベル調整
パネルを支える支持脚の設置とレベル調整は、OAフロア全体の安定性を保つ上で不可欠です。支持脚はフロアパネルを適切な高さに保ち、床との間に必要な空間を確保します。レベル調整機能を備えた支持脚を使用することで、床の微妙な傾斜や凹凸を調整し、フラットで安定したフロア面を実現できます。
OAフロアの構築においては、パネルの選択だけでなく、それを支える支持脚の設置とレベル調整が重要なポイントとなります。適切な材質と設計のパネルを選び、正確なレベル調整を行うことで、機能的かつ美観に優れたオフィス空間を創出できます。
OAフロアスチール支持脚調整式施工事例|パネル切り込み及び設置作業
OAフロアの設置において重要な工程の一つが、パネルカットです。
パネルカットを行う際、精密さが求められるため、専門の技術と適切な道具が不可欠です。切断するサイズや角度を事前に計測し、マーキングすることでミスを防ぎます。また、切断後のパネルの端は滑らかに仕上げることで、安全かつ美観を保ちつつ、長期的な耐久性も確保する必要があります。
OAフロアスチール支持脚調整式施工事例|設置完了
このシステムは、フロアの高さを簡単に調整できるため、配線や設備のメンテナンスが容易になり、作業スペースのカスタマイズが可能になります。また、耐久性に優れた素材を使用しているため、長期にわたり安定した使用が期待でき、日々の業務をサポートします。