オフィスのOAフロア工事です。
OAフロアはオフィスで必要となる配線類を床下に収納することを目的とした床システムです。
それは、さながら床下収納やキッチン収納のように有効活用できます。例えばコピー機や、LANケーブル、電話線などの配線を床下に収納することができます。線によるごちゃごちゃを無くし快適な足元環境を叶えます。
インターネットを利用するために、社内のデーターを一元管理するためにオフィスでは、当たり前の設備になっています。
しかし古いテナントなどでは、未だにOAフロアが導入されていないことがあり、そういったオフィスでは企業の退去時に
利便性・安全性の確保のために、導入を検討しているという会社も多いのではないでしょうか?
不陸調整OAフロアと置き敷式OAフロアの違いとは?
OAフロアのタイプは2種類・不陸があってもレベル調整によって床を水平にできるタイプと下地の床の水平精度が高くないと張れない置き敷タイプがあります。調整式は支持脚があるので高さの調整が可能!置敷式は、調整機能がついておらず、そのまま置いていくので調整できません。
パネルの高さが決まっているため、レベル調整ができません。
OAフロアの施工方法、その手順とは?
OAフロアの施工方法についてですが、置式式と調整式で違います。ざっくりと施工の流れを書くと・・
置敷式は、滑り止めシートの設置→割付(墨出し)→置式OAフロアの設置→端の加工→タイルカーペット張りになります。
調整式は、割付(墨出し)→支持脚の設置・調整→パネルの設置→端の加工→タイルカーペット張にりなります。
ここに、ドア周りの納まりを考えておかなければなりません。
OAフロアシステムの、製品価格と施工価格について
OAフロアには、様々な種類があります。
おおまかには、金属パネルやプラスチック製のものがあります。価格だけみれば、プラスチック製のものが安いといえます。
ただし、オフィスの環境や歩き心地に考慮して選ぶ事がおすすめです。
重さに耐えられる耐荷重、階下に音を伝えない遮音性、床下に配線がしまいやすい構造、歩いても違和感のない水平性など様々な性能が必要だからです。下記にざっくりとして価格帯を記載しましたので参考にしてくだい。尚、価格は、材料のみになり施工費は含まれておりません。
OAフロアの配線を自分で行う時に注意点とカットするための工具とは?
もし、OAフロアを自分で施工しようと思ったら、置き式にした方が良いです。
調整式の場合には、それなりの技術が必要です。水平性をミリ単位でだす必要があります。
置き式の場合には、置いていくだけなので簡単です。ただし、カットや床下配線などは自分でやらなければなりません。
その事も考慮しておきましょう。
OAフロアはどんな高さでも施工か可能なのか?
OAフロアは、既存のオフィスに新しくリフォームする際にも使われる床材です。
基本的には、ドア周りにはスロープを設置するか、玄関のように段差をつけるかになります。
また、高さについですが、50㎜ほどの厚みのOAフロアもあるようですが稀で、多くの場合、100㎜以上になります。
配線するケーブルが多い場合には、懐が深い方が良い事もあり、もっと高いものが採用されることがあります。
写真は置敷式のOAフロアになります、ご覧いただければ分かりますが、溝が出来ています。これが配線するスペースになります。
このタイプは溝配線式といいます。
OAフロアの溝部分に、カバーを掛け平らにしていきます。
その後、タイルカーペットを敷いて完成になります。
尚、この際、床下コンセントを設けることもできますが、その際は加工が必要になります。
机を設置する際に、コンセントをできるだけ近場に置きたい場合には、あらかじめ、検討しておく必要があります。
OAフロアとタイルカーペットを設置して完成しました。
これで、入居する会社様も、よりよいオフィス空間で仕事ができると思います。
OAフロアの事なら、まずはご相談ください。