~デコボコの床を直せ?床職人奮闘記~
電話が鳴る…📞
私:「はい、シモトリ(会社名)です!」
お客様:「あーもしもし? ちょっと聞きたいんだけどさ、床の改修を予定しててな。」
私:「ありがとうございます!どんな内容でしょうか?」
お客様:「既存の床を剥がしてみたんだけど、めちゃくちゃ凸凹(デコボコ)してるんだよ! これ、置床の支持脚って使えるのか?」
私:「なるほど、床のレベルが気になるわけですね! 」
お客様:「で、どのくらい水平なら置床・乾式二重床が使えるんだ?」
私:「一般的に、±5mm程度の誤差なら問題なく支持脚で対応できます。でも、もしそれ以上の段差があるなら、工夫しなきゃいけません。酷い場合でしたらレベリングしているケースもあります。」
お客様:「やっぱり補修が必要な場合もあるのか。そこまでしなくても、対応策ってある?」
私:「はい! 例えば、調整範囲の広い高さ可変型の支持脚を使えば、ある程度の凹凸は吸収できます。
でも、あまりにも大きな段差があると、ガタつきや施工の難易度が上がるので、最終的には現場の状態次第ですね。」
お客様:「なるほどな。じゃあ、まずは現場を見てもらって、相談できるか?」
私:「もちろんです! 一度、現地調査をさせていただければ、最適な方法をご提案できます。日程はいつ頃がご都合よろしいでしょうか?」
お客様:「助かるよ! じゃあ、○日の午前中でお願いできる?」
私:「承知しました! では、当日現場で詳しく確認させていただきますね。」
お客様:「頼んだよ!」
床専門業者・床やとは?
私たちは、専門家!日々、 新築工事から改修工事まで、さまざまなお問合せ、ご依頼をいただいています。
でも、「床工事」と一口に言っても、その中身は奥が深い!
置床、鋼製床、OAフロア、フローリングの仕上げ、フロアサンディング(フローリングの再生工事)など… どれも、ただ床を敷くだけじゃない、専門的な技術が必要な仕事なんです。
しかし!意外と知られていないんです… 「ちなみに床屋(とこや)じゃなくて、床屋(ゆかや)です!」 残念ながら、一般的な知名度は低め。
でも、建築業界では「床のプロといえば彼ら!」と相談していただいています。
日々、私たちが手がけているのは、大規模施設の床工事~1Rの床リフォームなど! 公共施設、商業施設、文教施設、スポーツ施設、福祉施設、病院、集合住宅… などなど、床をしっかり支えるのが私たちの仕事。
床のでこぼこに対応するための保険とは!?
既存の床を剥がしてみると…「おおっ!?」 そこに広がっていたのは、木床組みの跡。
そして、その下のスラブはデコボコの大荒れ状態!
さらに、小さな穴までポツポツ空いているという、なかなか手強い現場でした。
こんな状態では、レベル調整ができない工法ではキレイに仕上げられません!
そこで登場するのが、私たちの「高さ調整のプロフェッショナル技術」
高さの異なる支持脚と楔やパッキンも用意。
置床施工を日々やっているんですが、支持脚や際根太の高さが違うと施工が出来なくなるので、倉庫にあらゆる高さの支持脚をストックしています! これがあるおかげで、多少の誤差があっても現場で即対応となるんです。…とはいえ、これだけで準備万端とはいきません。
他にも職人の経験と知恵があってこそ、完璧な仕上がりが実現するんです!

置床・乾式二重床は下地のレベルが悪くても、極端に悪くなければ施工が可能だ。
支持脚設置
さあ、支持脚とパーティクルボードを組んでいきます!
ここで重要なのは、最終的にフローリングを張った時の高さをしっかり意識すること。
そこで活躍するのが…レーザーレベル!
今でこそ、レーザーを使うのは当たり前。
でも、置床施工が広まり始めた頃は、レーザーなんて超高級品!
私もそうですが、知り合いの床工事職人たちも、レーザーを買えずに水糸(みずいと)を引いて施工していた時代がありました。
「あの頃は、目を凝らして必死に水平を取ってたなぁ…💦」なんて、昔話をしながらも、今は精度も上がり、価格もグッとお手頃に! いい時代になったものです。
技術の進化に感謝しながら、今日もベストな仕上がりを目指します!

置床は半分ずらして貼っていく。踏み込んだ時の力を一定の場所に掛けないためで基本的な施工仕様になる。長い間の耐久性にも繋がる。
合板捨て貼り
さて、次は捨て貼りの工程!
ここで注意しないといけないのが、パーティクルボード(パーチ)のジョイントを一定の幅で逃がすこと。これをミスると、後々とんでもないことになります…💦
「なぜかって?」
もしパーチのジョイントと合ってしまうと、針葉樹合板を貼ったときに床が沈んだり浮いたりしてしまうんです!しかも、下は空間だから合板を張り替える以外に直しようがない…
つまり、最初の施工が大事なんです。
張出し前に、ちゃんと測っておけば安心!
パーチも針葉樹合板も同じ長さなので、施工要領と張り方さえ間違わなければ、トラブルなし!
一つひとつを適切に行えば、長く快適に使える床が実現します。
フローリングの名前が「ハイパー」?
「ハイパー」ってついてるだけで、なんかめちゃくちゃスゴそうなフローリングですよね!
実は、フローリングのネーミングって結構ユニークなものが多いんです。
例えば…
「ダイヤモンドフロアー」 → まさか本当にダイヤが入ってる!?
「グランドフローリング」 → どれくらいグランドなの!?
そして肝心のハイパーフローリング、一体何が「ハイパー」なのか?
その答えは… 学校や公共施設など、多くの人が利用する場所向けに、表面の性能をグレードアップしたフローリング!
その秘密は、耐久性&磨耗性に優れた「セラミックスUV塗装」!
セラミック+UV…なんかもう、めちゃくちゃ硬そうで強そうですよね。
さらに、用途に応じて直貼り用・釘打ち用・床暖房対応品まで揃っているので、どんな場所にもピッタリ対応できます!
つまり、ハイパーフローリングはただの名前負けじゃない!
まさに「ハイパー」な実力を持ったフローリングなのです!

コンパネの上にフローリング貼っていく場合にはノリ釘併用で仕上げていく。
フローリング張り
さあ、いよいよフローリングを貼っていきます!
ボンドは303ピッチの糸着け仕様でしっかり固定。
そして、一枚一枚をフロアステープルで確実に止めていきます。
でも、ここで重要なのが… 「どのくらい寄せるか?それとも、少し開けるか?」
実はこれ、ただの感覚ではなく、季節や材料の特性を考えて慎重に決めるんです。
例えば、無垢材の場合。
昔から職人たちは、木が膨張・収縮することを計算して、施工方法を調整してきました。
例えば、夏場の湿気が多い時期には少し隙間を空けたり、乾燥する冬場にはピッタリ寄せたり…。
まさに経験と知識がものを言う、職人技!
「たかがコンマ数ミリ、されどコンマ数ミリ」
ここを見極めることで、床は美しく、長持ちするものになるんです。
……親方に教わってきたなぁー

フローリングの樹種はカバ桜、赤や白など色味が違うのが特徴だ。スライスされた単板は無垢であり、自然の風合いといえる。
ついに完成! 仕上がった床は、まるで無垢材のような風合い…
でも、ただの無垢ではありません!
無垢にはない性能もしっかり兼ね備えた、優れたフローリングなんです。
この自然な質感を生み出せるのは、木の素材の良さと高精度な加工技術のおかげ。
だからこそ、見た目も手触りも無垢と遜色ない仕上がりに、それでいて、耐久性やメンテナンス性も抜群!
「美しさ × 機能性」を兼ね備えたフローリング、ぜひ実際に体感してください!
施工のご依頼、誠にありがとうございました!