◆フローリング張り現場到着◆
「うーん……朝、早すぎる……」
まぶたがまだ夢の世界に取り残されている。
しかし、目覚まし時計が無情にも鳴り響き、立ち上がる。
今日の現場は、学校の校舎。フローリング工事のため、眠気なんか吹き飛ばして出陣だ!
現場に到着すると、まずは朝礼。何事も準備が大切だ。
「では、ラジオ体操第一、始め!」
……ん? なぜか一番キレのいい動きをしているのは親方だ。若手はまだ寝ぼけている。
まるでゾンビのような動き。だが、体をほぐしておかないと、後で腰が悲鳴をあげるのは明らかだ。戦士たちは渋々、体を伸ばす。
◆施工箇所の清掃作業◆
「おおー、きれいな現場だ!」
張る前の床を見ると、まっさらな空間が広がる。だが、このままフローリングを張れるわけではない。まずは下準備だ。「よし、作戦開始!」
床には、クロス(壁紙)を張ったときに落ちたパテがこびりついている。こいつがいると、フローリングが浮いたり、うまく接着しなかったりする。
「どれ、剥がすか!」
スクレーパーを手に取り、ゴリゴリ削る。しかし、頑固なやつがいる。まるで貝のように張り付いて離れない。力を込めると、ビリッ!
「おっと、床材を傷つけるとこだった……慎重に行こう。」
無事、敵(パテ)をすべて排除し、戦場は整った!
「ここからが本番だ!」
まずは合板を捨て貼りして下地を整える。これがしっかりしていないと、フローリングがたわんだり、きしんだりしてしまう。「うりゃっ!」
釘打ち機でバシュッ! バシュッ!と合板を固定していく。リズムよく打ち込んでいくと、まるで音楽を奏でているようだ。「うりゃっ!」バシュッ! バシュッ!バシュッ!
◆フローリング張り◆
「さあ、主役登場だ!」
待ちに待ったフローリングを張る作業。
木目が美しく、触れると温かみがある。「ここに子どもたちが立つのか」と思うと、適当にはできない。
「一枚目……慎重に……」
ボンドを塗り、位置を微調整しながら丁寧に張る。釘を打つときは「えいや!」と気合を入れる。連携プレーで、どんどん床ができていく。
しかし、ここで思わぬ敵が現れる。
「床暖房……だと?」……でたなショッカーと叫びたくなるやつだっ!
そう、この部屋には床暖房が仕込まれている。適当に釘を打つと、うっかり温水管に穴を開ける大惨事になりかねない。「ここは慎重に……!」
図面を確認し、釘を打つ位置をしっかり把握する。ぬぬぬ。この緊張感。慎重に、慎重に……
「……よし! 成功!」
「終わった……!」
完成した床を見つめ、思わずうっとりする。木目がそろい、ツヤがあり、完璧な仕上がりだ。
「これなら、子どもたちも気持ちよく過ごせるな!」
そう思うと、疲れも吹き飛ぶ。やり遂げた充実感が、戦士たちの心に満ちていた。
ちなみにフローリングの張り方向は長手方向に貼って行くのが一般的。
ただ、小さい部屋や下地の組み方によっては、短手で貼っていくことも。
長手の方が、貼りやすく綺麗に見える。
「さーてと、帰って明日の段取りでもするか!」
明日もまた、新たな現場が待っている——!つづく