~床のトラブルを直せっ!床職人奮闘記~
新築でのフローリングトラブルは、何も傷や床鳴りだけではない。
新しいフローリングに不具合(不良品)があったケースもある。
実際に…「貼った後で色味が違ってるとお客様に指摘されてしまってね…」「新しい床なのにムラになってしまっているんだよ…」「表面がべたべたするんだよね…」
…こんな相談が年に数回はある。
今回の事例は、そういったトラブルをフローリング研磨で解決したものだ。
活躍したのは、弊社の研磨部隊!
もし、床に気になる事があれば、状態に合わせて、「どんな解決ができるのか?」一緒に考えます。
「そーそー! 相談したかったんだよ!」 と思ったら、まずは床の悩みを教えてください!
研磨の現場へとレッツラゴー
目覚ましが鳴る前に自然と目が覚める。「さて、今日の現場は柏か!」
スマホで天気予報を確認すると、今日は快晴。
「よし、床研磨日和だ!」と気合を入れる。
サンディング作業は細かい粉塵が出るから、雨が降っていないほう片付けやすい。
道具をトラックに積み込み、エンジンをかける。
スピーカーから流れるのは90年代J-POP。
「やっぱ朝の運転には懐かしい曲が合うなぁ」と思いながら、気持ちを高めていく。
「今日は1階リビング、廊下、2階の洋室と…ほぼ全部か!」
作業量を思い浮かべながら、コーヒーを一口。「最近のコンビニのコーヒー美味いなぁ~」
なぜだ、新築の床なのに足跡が残る?
「新築の床にフローリングを貼ったんだけど、なぜか足跡が残ってしまう…」
ご相談をいただいたのは、注文住宅専門のSさま。
「新築なのに、歩くたびに足跡がついてしまうってどういうことだ…?」
これはなかなか珍しいケース。
しっかり原因を見極めて、適切な対応をしなければならない。「腕が鳴るな!」と気持ちが高まる。
原因の見解は、最後にしっかり説明しよう。
本当だ!足跡が残る
現場の床を見てみると、確かに新築らしいピカピカの仕上がり。でも、ちょっと歩いてみると…
「あっ、本当に足跡がつくぞ…!」
歩いた部分だけ、うっすらと色が薄くなってしまう。「これは気になるな…」
せっかくのかっこいい床なのに、このままだと使うたびにストレスになる。
「よし、サンディングでしっかり仕上げるぞ!」
フローリングが貼られているのは、1階のリビングと廊下、2階の洋室などほぼすべて。
まずは現状のフローリングの特徴をチェック。
✅ 節アリのフローリング
✅ こげ茶系の色でシックな雰囲気
✅ ナチュラルな色合いよりも節が目立ちにくい
「これはカッコいい床だな~!」
ナチュラルなフローリングもいいけど、節アリの濃い色は独特の味がある。
節なしのツルッとした床では出せない深みのある仕上がりだ。
ただし…色落ちという問題さえなければ、最高の床だったんだけどな…!
前述もしたが以下の場所を研磨していく。
✅ 1階リビング&廊下 → 家のメインスペース。ここはしっかり仕上げなきゃならない!
✅ 2階の洋室 → 人が過ごす時間が長い場所だから、ムラなく綺麗に研磨する必要あり。
針葉樹は軟らかい木が特徴で、削るにしても削り過ぎないように行う必要がある。
新品のフローリングは特に軟らかいです。
新品の床だから注意が必要
今回のフローリングは針葉樹。
針葉樹は、広葉樹に比べて柔らかく、削りすぎると大変なことになる。新品ならなおさら…。
特に軟らかいからだ。
「削りすぎたら、一気に薄くなっちゃうぞ…!」
慎重に、均等に削るのが職人の腕の見せどころ!
戸建て住宅の床サンディング開始
サンディングマシンを準備し、いよいよ作業開始!「ブウォォォンー」いつものマシンの音が流れる…
「このフローリング、面取りされてるな!」
面取りとは、フローリングの角を少し削った加工のこと。
フラットにする工程のない、仕上げ材には良く使われる加工だ。
ただし…削りすぎると面取りの部分まで削れてしまうから要注意!
「慎重に…慎重に…」
端の部分は、サンディングマシンが入らない。
「ここは、手作業で丁寧に仕上げるしかないな!」
木が柔らかいから、機械で削りすぎるとダメージが出る。細かい部分は手作業でじっくり削る!
部屋の中心は、マシンをゆっくり前後に動かしながら、研磨していく。「おぉ…いい感じに仕上がってきた!」
サンディングを進めると、美しい木肌が現れた。「よし、完璧!」
そして、問題の原因が判明。
足跡が残る理由は…
✅ コーティングが素地に密着していなかった!
✅ 拭いても完全に取れないのは、そもそも塗膜が不安定だったから!
もしこのまま上塗りしても、付着性や密着性が保てないため、同じ問題が繰り返される。
だから、既存のコーティングを完全に取り除くしかなかった!
そして、フローリング部分すべてを削り終わった!
「よし、後は!着色と塗装をすれば、お客様も安心して歩けるはずだ!」
最後にもう一度床を確認する、次の職人へと引き渡すためだ。
「次の現場も最高の仕上げをするぞ!」と、新たな挑戦へ向かうのであった。