~久々のオメガ仕様!医療施設床奮闘記~
電話が鳴る…
私:「はい、シモトリです!」
M建設さま:「あー、もしもし? ちょっと相談なんだけどね、医院の新設を予定してて、置床とOAフロアの工事があるんだよね。」
私:「ありがとうございます! 内容教えていただけますか?」
お客様:「それがさ、OAフロアの材料がニチアスってとこのオメガフロアなんだって。取り扱える?」
私:「オメガフロアですね! もちろん、施工実績ありますよ! 強度があって、耐久性も高いので、医院のような設備の多い現場にも使われてますね」
お客様:「おお、さすが! じゃあ施工も問題なくできる?」
私:「はい、対応できます! ただ、事前に床の状態を見させていただければ助かります!」
お客様:「 じゃあ、一度、見に行こうか?」
私:「いつ頃、ご都合よろしいですか?合わせますんで教えてください」
お客様:「今週中なら、明後日の午後ならいいかな。」
私:「承知しました! では、その日にお伺いしますね。」
お客様:「 じゃあ、よろしく!」
現場での打ち合わせ時
まだ鉄骨がむき出しの状態でした。
床工事が始まるのはもう少し先になりそうです。
ただ、準備は大切!
施工範囲・床レベルの確認を図面と照らし合わせながら慎重にチェックします。
一見まだまだ未完成の状態ですが、こうして未来の床をイメージしながら打ち合わせをしておくことが大切なんです。ここから、どんな空間に仕上がっていくのか… 期待が高まりますね!
床施工:置床・乾式二重床
2階住居スペースでの置床施工です!
今回の工事はOAフロアだけでなく、置床工事も並行して行いました!
住居スペースでは、配線や配管を確保すること、また遮音性やクッション性などの性能が求められます。
そのため、適材適所で工法を使い分けながら施工しています。
壁際にレーザーレベルを当てながら、システムネダを正確に取り付けているところです!
写真の赤いレーザーが直線に映っていますが高さ調整のポイントになります!
これを基準に根太を配置していくことで、水平で精度の高い床を作ることができます。
まさに、この作業が床の完成度を左右する超重要工程!
この後は、パーティクルボード・ベニヤを敷き込み、仕上げのフローリング下地を組んでいきます!
ニチアス オメガフロア施工
1階の診療所の下地はOAフロア!
でも、2階の住居スペースでは置床を採用… これ、実はきちんと理由があるんです!
同じ「二重床」でも、用途によって使い分けることで、それぞれのメリットを最大限に活かせます!
OAフロアが使われてる空間
OAとは「OA=Office Automation」の略。
オフィスや事務所などで、PC・電話・プリンターなどの大量の配線を床下にスッキリ収納できる二重床システムです! たとえば…
✅ オフィスビル → デスクや会議室のどこでもコンセントやLANが使える!
✅ 病院・クリニック → 医療機器や電子カルテシステムの配線がゴチャつかない!
✅ コールセンター → 複数の電話回線やPC配線をまとめて管理!
今回の1階診療所も、電子機器の配線が多いためOAフロアが最適だったというわけです!
置床が使われている空間
一方、置床は配線ではなく、水道管・排水管・ガス管などの配管を床下に収めるのが得意なシステム! そのため…
✅ 住宅(マンション・戸建て) → キッチンや浴室の給排水を通す!
✅ 飲食店 → 厨房の排水設備をスムーズに設置!
✅ エステ・サロン → シャンプー台や給水設備を柔軟に配置!
今回の2階住居スペースでは、配管の取り回しが必要だったため、OAフロアではなく置床を採用しました。
つまり…
「配線だけを収納したいならOAフロア」
「配管まで収納したいなら置床」
こうやって、建物の用途に合わせて最適な二重床を選ぶことが、快適な空間づくりのカギなんです!
OAフロア施工状況
こちらは、OAフロア施工の様子です!
オメガフロアは高さ調整可能なタイプです。
支持脚を回すことで、細かくレベルを合わせながら施工できます。
既存の床が多少凸凹していても、最終的にフラットな仕上がりを実現できます。
置き敷式のOAフロアもありますが、こちらは調整ができないため、コンクリートスラブの精度が求められます。
オメガフロアは
パネルサイズ:500mm角
厚さ:約30mm
高強度なパネルで耐荷重性があります!
安全性と耐久性が求められる現場に最適なOAフロアです。
これなら、重い機器を設置しても、長期間安心して使えますね!
OAフロア敷き込み完了
OAフロアのパネル敷き込みが完了しました!
仕上げは、450mm角のタイルカーペット!
この組み合わせの大きなメリットは…
床下の配線レイアウトを簡単に変更できる!
もしオフィスレイアウトを変えたり、新しい設備を導入したいときでも、タイルカーペットとOAフロアパネルを部分的に剥がせば、簡単に配線の組み替えが可能!
OAフロアの最大の魅力は、このフレキシビリティ(柔軟性)!
時代とともに変化する働き方や設備に対応できる床、それがこのシステムの強みなんです。
あとは仕上げのタイルカーペットを敷いてOAフロア部分は完成になります。
床暖パネル・ダミー張り施工
住居スペースは置床後に捨て貼りしフローリングを張ります。
置床施工後、捨て貼りを行い、仕上げのフローリングを施工します。
写真は捨て貼りの様子!
床暖房システムが入っています。
なので、床暖房パネルの高さに合わせて、ダミー合板を適切に配置し、下地の高さを均一にしていきます。こうすることで、フローリングの仕上がりが美しく、しっかりとした安定感のある床になります。
フローリング張り仕上げ
今回使ったフローリングは、大建工業の「エクオスピュアシルク ウォールナット」
耐久性抜群のWPC加工品で、長く美しさを保つことができる床材です。
WPC加工って何?
WPC(Wood Plastics Combination)とは…
木材組織にプラスチック樹脂を注入・充填し、硬化させた加工技術!
天然木の風合いを残しながら、強度&耐久性を向上!
この加工のおかげで…
✅ 引っかき傷や凹み傷がつきにくい!
✅ 車いすも安心して使用OK!
✅ 美しいウォールナットの風合いを長くキープ!
住居スペースにはもちろん、商業施設や医療・福祉施設などでも大活躍のフローリングです!
今回の現場でも、この高性能な材料を使わせていただきました!
今回の居住スペースは、一般的なマンションよりも少し広めくらいです。
㎡数的には80㎡以上
程よいゆとりがあることで、家具の配置がしやすく、動線もスムーズ!
収納スペースも確保しやすいので、住み心地の良い空間になりそうです
フローリングも高耐久なWPC加工なので、長く美しさが続くのが魅力です。
広めの空間 × 高品質な床材で、より快適な住環境になりそうですね。
こちらが完成した住空間の写真です!
ご覧の通り、床のウォールナットの深みあるブラウンと、キッチンの色合いが絶妙にマッチ!
そして、壁や家具、扉のホワイトとのツートンカラーが洗練された印象を演出しています。
モダンでありながら、温かみのある落ち着いた空間に仕上がりました。
「木の温もり × シンプルなホワイト」の組み合わせは、どんなインテリアとも相性抜群!
スタイリッシュで心地よい空間が完成しました。
ついにフローリング張りが完成!
これで、ご依頼いただいたすべての床工事が完了しました
美しく仕上がったフローリングが、これからの暮らしや空間を支えていくと思うと、私たちも嬉しい限りです。ご依頼いただき、誠にありがとうございました!
またのご相談・ご依頼を心よりお待ちしております!