医療施設への置床・乾式二重床及びフローリング根太張り・OAフロア施工
医療施設内での床工事になります。
施工内容としては、置床・フローリング・OA工事です。建物は鉄骨造のALC仕上げで、壁先行方式で進んでいきます。
現場にて打ち合わせをした時の写真です。
まだ、鉄骨がむき出しの状況です。
床工事が始まるのは、まだまだ先のようです。
図面を見ながら、施工範囲・床レベルの確認をしてきました。
置床・乾式二重床及び際根太施工
2階住居スペースにて置床施工の様子です。
壁際をレーザーレベルを当てながらシステムネダを取り付けているところです。
赤いレーザーが横に映っているのですが
これを基準に根太を取り付けています。
大事な作業なんです。
この後に、パーティクルボード・ベニヤを敷き込み
仕上げのフローリング下地を組んでいきます。
支持却レベル調整型OAフロア【ニチアス オメガフロア】施工
1階診療所の下地はOAフロアです。
なぜ部屋によって下地が違うのかお分かりになりますでしょうか。
OAとは「office sutomation」の略で、事務所など大量のケーブルがある場合、床下にケーブルを収納できる二重床なんです。
ですから、今回住居スペースで使用した置床とは同じ二重床でも用途が違うんです。
置床は床下に配管などを収納することに対してOAフロアは事務所などの電子事務機器関係の配線を収納する場合が多いんです。
OAフロア施工の様子です。
支持却レベル調整型のニチアス オメガフロアを施工しました。
パネルは500角、厚さ約30mm、基材はコンクリートと鉄筋ラスで補強されておりますので
高強度なパネル、不燃性も十分です。
パネル敷き込み完了です。
仕上げは、450角のタイルカーペットですので
床下の配線レイアウトを変更したい場合は
タイルカーペット、OAフロアパネルを部分的に剥がすことで容易にできます。
床暖パネル・ダミー張り施工
住居スペースでのフローリング張り状況です。
床暖房システムがあるため、パネルと同じ高さに合わせダミー合板を張っていきます。
冬は暖かそうですね!
フローリングは大建工業のエクオスピュアシルク ウォールナットWPC加工品です。
耐久性抜群の床材になります。
当現場では、この材料を使用させていただきました。
ちなみにWPC加工とは(Wood Plastics Combination)木材組織にプラステック樹脂を注入・充填し硬化させた加工技術です。
天然木の自然な美しさや風合いは保ちつつ、優れた耐久性の実現が可能です。
引っかき傷や凹みキズが付きにくいため、車いすも安心して使用できます。
居住スペースは一般的なマンションより少し広いぐらいでした。
フローリング張りの完成です。
床工事のご依頼ありがとうございました。