オフィスで主流のOAフロアには様々な種類があります。置き敷式やレベル調整式、またその中でも様々な商品があります。今回のOAフロアは再生材をOAフロアの内部で使っている環境に優しい循環型の商品です。どんな材料なのでしょうか?ご覧ください。
◆今さら聞けない!オフィスで人気の床システムOAフロアとは?
今、オフィスの床で主流となっているのがOAフロアです。フリーアクセスフロアとも呼ばれ床を二重にすることで、床の下に配線ができる床システムです。
パソコンやコピー機、電話など様々なOA機器を使うときコンセントや、LANケーブル、電話のコードなどが床に出ていると何かと邪魔になりますよね。足や台車の車輪なんかに引っ掛かってしまうと危険なことも・・・
”配線が床下に収納できれば、オフィスが散らからないで済むのに・・”
”床にコンセントがあれば延長コードや延長コンセントでつまずかずに済むのに・・”
こんなお悩みを解決するのがOAフロアです。
事務所のリフォームや移転の際に導入する会社様も多く、今では一般的といっていいほどオフィスビルやテナントでも採用されています。ただ、実際に床がどのように変わるのか見てみないとイメージが付きにくいと思います。そこで施工の流れをご紹介します。
◆置き敷式OAフロア施工(環境対応型)
今回のオフィスで使われたのは、置き敷式というOAフロアです。床にそのまま置いて仕上げていくもので、フロア材に入っているスリットは多少の床の凹凸を緩衝するためのものです。
OAフロアの種類の中で施工が最も簡単なので、ご自身で施工される方もいます。
それだけ施工性に優れるOA材で、施工期間も短くなるメリットがあります。
OAフロアを敷いていきます。ただ、ご自身で施工する場合に知っておきたいことが、切り込み部分は難しいですし、電動工具を使うのであればケガの危険性もあるという事です。
材料のサイズが決まっているため、壁際まで敷いてくると最後の一枚で切り込みが必要になります。例えば、貼り仕舞いの壁が5mだったとし、使うOA材が500㎜角であれば10枚カットが必要になります。
◆OAフロア設置に伴うスロープの設置、その目的とは?
また、入口など扉周りにはスロープを設置します。床を高くしてしまうと扉が開かなくなるからです。もし、床と扉で充分な高さが確保できるのであれば、この限りではありませんが、ほとんどの場合、床への加工が必要になります。扉が開くぶん逃がしてOAを設置します。こうすることで、扉の開閉スペースを確保しながらOAフロアに変更することができます。段差についてはスロープで解消するのではなくて框で対応することもあります。
その後、タイルカーペットを割付貼っていきます。全面張り終えた後に壁に幅木を設置して完成になります。
この際、床仕上げによって巾木の種類が変わりますが、OAフロアのタイルカーペットの場合には通常はソフト巾木になります。
k企業様、いつもOAのご依頼ありがとうございます。
尚、施設内部へのスロープの設置や二重床への変更、OAフロアへの変更などは、メールかお電話でご相談ください。