居酒屋の置床施工事例|テーブルとのバランスが考えられた座りやすい掘りごたつとは?居心地を左右する高さの目安について

   居酒屋店舗内装床工事置床・乾式二重床

居酒屋誕生!職人たちの置床奮闘記

朝、現場に到着すると、目の前に広がるのは何もないスケルトン状態の店舗。
解体後の床はキレイに片付いており、まるで「さぁ、やってくれ!」と待ち構えているかのようだった。
ここに新しい居酒屋が生まれると思うとワクワクするが、それと同時に「絶対にカッコよく仕上げるぞ!」という職人魂が燃え上がる。
まずは現場の寸法を測り、設計図を頭に叩き込む。「じゃあ、いよいよ置床の施工開始だ!」気合を入れ直し、工具を手に取る。
店舗置床二重床工事施工前

置床施工開始!

まずは高さ調整のための支持脚を設置していく。
これが置床の土台となる重要な工程だ。レーザーで水平を確認しながら、一つひとつ丁寧に固定していく。しかし、僅かなズレも許されない。
社員Aが「ここちょっと高いな」とつぶやくと、Bが「厳しいなぁ!」と笑いながらも真剣な眼差しで微調整。全体の高さが揃ったら、次は際根太を組んでいく。隅の方もしっかり固定しないと床がフワフワしてしまうので、慎重にビスを打ち込む。「ここに客が座って騒ぐんだ、ガッチリ仕上げるぞ!」と心の中でつぶやきながら、丁寧に作業を進める。

居酒屋店舗置床工事二重床工事

今回の居酒屋は「くつろげる空間」を演出するため、段差を設けて掘りごたつ風にする設計。
段差があることで足を伸ばして座れるため、リラックス感が増す。
「この高さでちょうどいいか?」確認と職人Cが試しに座る。
「いい感じだけど、もう少し深くてもいいかと?」と議論しながら、高さで感じた事を現場監督にもシェア解説する。
しかし段差があると強度を確保するのが難しくなるため、補強材をしっかりと入れていく。
「ここで大宴会が開かれるんだ。ガタついたら大変だぞ!」と念入りに確認しながら施工を進める。

置床二重床掘りごたつ加工

◆合板張り施工◆

置床の施工が終わると、いよいよ合板を張る工程に入る。
これで床の形がハッキリと見えてくるので、作業しているこちらもテンションが上がる。
事前にカットしておいた合板を順番に敷き詰め、ビスでしっかり固定。
「おお、掘りごたつの形が見えてきたぞ!」とざわめきが走る。
「ここに座って熱燗飲みたいなぁ」と誰かがつぶやくと、「仕事終わったら飲みに来るか!」と笑いが起こる。着々と仕上がっていく現場。私たちの手で、ただのスケルトンだった空間が、着実に「居酒屋」へと変貌していくのを感じる。

置床二重床コンパネ・針葉樹合板捨て貼り

ついに置床施工が完了!
段差がしっかりとついた掘りごたつの座敷は、まるで居酒屋の顔のように堂々と佇んでいる。
「いい感じじゃないか?」と監督さんが満足げに頷く。
「お客さんがここで楽しく飲んでくれたら最高だな!」とみんなで仕上がりを確認しながら、思い描くのは店内に溢れる笑い声と美味しい料理の香り。
ここから壁や天井の仕上げが入り、照明がつけば、一気に雰囲気が変わるだろう。
「全体の完成が楽しみだな!」と誰もが口にする。
だが、ここで終わりではない。次はレセプションでの出来事が待っているのだ…!

置床二重床工事穴あけ加工、支持脚補強

補足:実は掘りごたつ、置床を加工することで設置することができる。
組床では手間が掛かるものの、この床システムを使えば、それほど面倒ではないのは、あまり知られていないかもしれない。また、住まいにあれば、家族との時間がもっと楽しく、有意義に過ごせるかもしれない。

乾式二重床のことなら私たちにご相談ください

「階下に音が響く…」「床下に通したい設備が収まらない…」「お客様がくつろげる床ってどんな床…」
そんな“あとから困った”を、私たちは何度も目にしてきました。

例えば、ある焼き肉店の新築店舗。
床下に通したかった排気ダクトのサイズが、なんと支持脚のピッチに収まらず、干渉…。
普通なら「設計ミス」で終わる場面も、私たちの現場対応でクリア。
強度を保ちながら、スマートにかわす工夫を凝らしました。

また、別の現場では、小上がりを作りたいけど“足を伸ばせるスペース”がないというご相談。
そこで机の下を小下がり構造にし、くつろぎやすさも動線も両立させた設計に。
「こんなことまで考えてくれるのか!」と嬉しい声もいただきました。
こうした “もっとこうすればよかった…”を日々の現場でこなしています。
【無料相談受付中】
乾式二重床の施工、納まり、使い勝手…
床施工専門の私たちが、現場に寄り添って「安心できる床」を一緒に作ります。

電話でのお問合せ

✆0120-460-461

メールでのお問い合わせ

関連記事

  1. 社員寮乾式二重床及びフローリング張り施工事例|定期的な入退去を想定した床の仕様について

  2. 高等学校管理商業科棟OAフロア工事

    OAフロアスチール支持脚調整式施工事例|レベル調整するために必要なコンクリートスラブの水平性はどれくらい?

  3. エントランス床フロア研磨再生

    【床再生技術】フロアサンディング&コーティングで甦る木の美しさと樹種の表情

  4. 葬儀場新設工事床工事

    鉄骨造の床づくり|3種類の異なる床構造にした理由は要求される機能の違い

  5. 工場内事務所改修工事、既存塗床上置床・乾式二重床工事

    工場として利用していた施設の一部を事務所として使うためのリフォーム工事事例|塗床への置床・乾式二重床及びスロープの設置

  6. 宿泊施設ホテル新設の床工事(置床二重床下地)

    置床の支持脚調整後の接着剤「スラブロック」|ボンドの役割と使う意味とは?

  7. 多目的ホールステージサンディング工事前

    無垢床はお手入れだけじゃ再生できない!黒ずみやシミを削って除くリフォームとは?

  8. 体育館組床式鋼製床下地施工

    体育館の床工事はどんなことをやるのか|床金具・鋼製床下地・フロア・研磨・ウレタン塗装・スポーツコートライン施工から鋼製床を解説

  9. 【2025年最新】置床・乾式二重床メーカーの8選!それぞれの特徴とは?置床の選び方まで解説!

  1. マンションの遮音等級の調べ方ガイド|図面・評価書・現地チェック…

  2. ホテル新築工事、置床・乾式二重床、防振マット施工完了、捨て貼り完了

    ⊿LL(Ⅱ)-3等級相当の遮音性能とは?仕組みと効果、住宅での活用ポ…

  3. ΔLL(I)-4とは?床材の遮音性能を示す等級の意味と選び方ガイド

  4. あなたの“こだわり”に応える床が見つかる!フローリングメーカー14選

  5. ホテル新築工事、置床・乾式二重床、防振マット施工

    重量床衝撃音の効果的な対策方法とは?マンション・住宅で快適な暮…

  1. 日数は、どの位かかるのフローリング工事!?

  2. 無垢フローリングと単層フローリングの違いとは

  3. 階下などに響く音

    推定L等級LL45と現場実測LL45では誤解を生む!床衝撃音低減性能「⊿L…

  4. 日本工業規格 JIS A 6519 : 2004 (概要)

  5. 衝撃吸収床材化粧シートフロア『衝撃吸収フロア ネクシオ』

  1. 医院新築に伴う置床・乾式二重床、フローリング根太張り及びOAフロア工事

    ニチアスのOAフロア【オメガフロア】を施工したらどんな仕上がりに…

  2. ゲストハウス新築工事、置床・乾式二重床、ダミー合板、捨て貼り、フローリング根太張り工事

    小下がりが和の雰囲気をつくる|置床で空間デザインを高め工期短縮…

  3. 高等学校新築工事、置床・乾式二重床及びOAフロア施工

    一つの空間にいくつもの段差をつくった施工事例|フラットな床が雛…

  4. 体育館床改修工事、組床式鋼製床下地及びスポーツフロア工事

    体育館床改修で使われる鋼製床下地の施工の流れとは?支持脚・大引…

  5. エントランス床フロア研磨再生

    【床再生技術】フロアサンディング&コーティングで甦る木の美しさ…