床下点検口の施工方法
プレフロアーは、コンクリートスラブからベースパネルを浮かせる構造であるため、床下に配管・配線を通すことが可能です。
また独立した防振アジャスターは一定の施工ルール(アジャスターの間隔など)の範囲で自由に設置位置の変更、増設が可能であるため、床下点検口などの開口も簡単に行えます。
洗濯防水パンの下や、キッチンの下に隠す方法
開口部に蓋を必要としない場合や、蓋をベースパネルと合板で作成する場合には、開口部を防振(または補強)アジャスターによって補強してください。防振(補強)アジャスターは開口部の四隅に設置し、縦・横方向ともに相互の間隔を458mm以内にします。またベースパネルの継ぎ目が開口部に露出する場合は、継ぎ目部にも防振(補強)アジャスターを追加して下さい。その他、強度上の必要がある個所には適宜防振(補強)アジャスターを追加して補強を行って下さい。
マンション用床下収納庫を活用する方法
「床下収納庫プレフロアーMY蔵庫600」を活用する方法。仕上げ高さH=150mmまで施工可能で、収納パンの存在により蓋を開けても床下は入居者様の目には触れず、収納スペースとしても利用できる優れた商品です。
これまで集合住宅では、1Fにしか実現できなかった床下収納が、プレフロアーMY蔵庫600によって2F以上の住戸にも取り付けられます。また、1200×600サイズから600×600サイズにスケールダウンしたことでキッチンだけでなく狭い洗面所などへの施工も可能となりました。本来床下収納庫としての使い方だけでなく、水廻りの床下点検口として使用できます。同梱される補助根太は、アルミ受枠がプレフロアーシステムに施工しやすいように段差加工が施されており、スピーディーに施工ができます。
プレフロアーMY蔵庫600 収納性能 | ||
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収容物 | 最大荷重 | 15kg以内 |
収納例 | ビール缶350ml(Φ66×122mm)なら41本 | |
カップ麺(Φ100×105mm)なら25個 | ||
洗濯用洗剤(160×140×110mm)なら8個 | ||
トイレットペーパー(Φ100×115mm)なら16個 |