50才の1Rをリフォームせよっ!床職人奮闘記
今回の現場は、築50年以上のベテラン(?)マンション。年月を重ねた渋み……と言えば聞こえはいいが、実際は「なんとなく古くさい」「レトロを通り越して昭和感MAX」といった状態。💦
しかも立地は市街地ド真ん中という好条件なのに、最近は空室がなかなか埋まらない。
かつては「繁華街チカ!即入居!」と人気だったはずが、今や「ちょっと考えます…」と敬遠されがちに。
そこで!今回は ワンルームマンションのリノベーション !古さを味にするのではなく、ガッツリ若返らせて「え、これ新築?」と思わせるレベルに仕上げていく!
果たして、あの昭和感あふれる空間はどんな風に生まれ変わるのか…!?乞うご期待!
朝、現場に到着すると、そこには以前の面影がまるでない。
壁も床も剥がされ、コンクリートがむき出しのスケルトン状態。まるで「ここから何でも生まれ変わるぞ!」とでも言わんばかりの光景だ。
「おぉ……広いな!」
職人たちは目の前の空間を見渡し、気合を入れる。
このマンションがピカピカの新居に生まれ変わると思うと、ワクワクせずにはいられない。
リフォームスタート
最初のミッションは壁を作ること。部屋の輪郭を決める大事な作業だ。
「このラインで壁を立てていくぞ!」
レーザーで墨を出し、寸分の狂いもないように下地を組んでいく。ここをミスると後々の仕上がりに影響するので、まさに職人の腕の見せどころ。
壁が立ち上がると、無機質だった空間が一気に「部屋」らしくなってくる。
形になってくるとテンションが上がる!
置床・乾式二重床施工
次のミッション床づくり。まずは水回り、ここは慎重に施工しないと、後々のトラブルの元になる重要ポイントだ。
トイレや洗面所の排水管を避けつつ、床を組み上げる。高さを微調整しながら、水平をバッチリ出していく。「ここは特にしっかりやらないとな!」
排水がうまくいかないと水漏れの原因になるため、念入りにチェックしながら進める。
次に室内の置床の施工に入る。
床の高さを均一にしていく。
支持脚を設置し、その上にパーティクルボードを敷いていく。
この時点ではまだ仮の床だが、ここがしっかりしていないと、フローリングの仕上がりに影響が出る。
「ピタッとハマると気持ちいいな!」次々とパーティクルボードを敷き詰めていく。
施工しながら思う時がある!巨大なパズルを組み立てているようだ。
置床完成
パーティクルボードの上に、合板を捨て貼りすることで強度を増していく。
「これでさらにしっかりするぞ!」
捨て貼りをすることで、最終的なフローリングが美しく仕上がるだけでなく、歩行時の安定感もアップする。
下準備がしっかりしていると、完成後の仕上がりがグッと良くなるのだ。
フローリング張り
ついに本工事のハイライト、メインディッシュ!
その名はフローリング張り!今回は「一六フロア」を採用。これが空間にどんな表情を加えるのか、楽しみだ。「さぁ、仕上げにかかるぞ!」
部屋の中心から順番に張り付けていく。ピタッと隙間なく、ハマったときの快感は、職人ならではの喜びだ。「この瞬間がたまらん!」
床が仕上がっていくごとに、無機質だった空間が「住まい」に変わっていく。
高級感が増し、光の反射が美しくなる。
ビフォーアフター
すべての作業が完了し、見違えるような空間が完成!
オーナーが現場にやってきて、思わず「おぉ…!」と声を漏らす。
「これはいいですね!すごく綺麗になった!」
心の中でガッツポーズ。リノベーションは、ただの作業ではなく、空間を生まれ変わらせるアートだ。
今回も大成功!次の現場も、気合い入れていくぞー!
Kさまありがとうございました。