防振アジャスターF型
F/RJシステムをはじめとしたFシリーズ共通の居室中央部用防振アジャスターです。根太システムRJ型を併用する基本システムで⊿LL(Ⅱ)-3・⊿LH(Ⅱ)-2の遮音性能を有し、軽快な歩行感と転倒衝突安全性を保ちつつ、相反する耐荷重性能も集合住宅用にバランスよく設計されています。
防振ゴムF型
従来のE型ゴム(硬度65度)に対し、より硬い硬度70度を採用することで耐荷重性能を向上させながらも底部形状の研究により⊿LL(Ⅱ)3-⊿LH(Ⅱ)2を取得。ゴムの高さも25mmに抑えたことで、ベースパネル天端H=50mmまで低床化が可能です。
金属ボルト
通常の並目ネジP1.5よりもネジ山が細かい細目P1.25を採用。並目ネジよりも微調整し易く、螺旋傾斜角度が緩やかになるため摩擦係数が高くなりレベル調整中に緩みづらくなります。また、並目ネジよりも芯材が太くなるので軸強度が高いとされています。
パネル受台座
ベースパネルの荷重を小面積で受け止める台座には、通常のパーティクルボードとは異なる高強度パーティクルボード(F☆☆☆☆:JIS A5908)を採用。しっかりと床を支えます。
※低床サイズにつきましては形状が変わります。
両面テープ
仮止め程度の役割と考えられている両面テープですが、ベースパネルと受け台座を止めるスクリュー釘の貫通時に、隙間を生じさせないよう強力な接着力を持っています。
(隙間は荷重に対する変位を大きくしたり、床鳴りの原因となります。)
AWAJIボンド
同梱品です。ノンホルムアルデヒド製品であるウレタン系接着剤(JAIA001272)です。ボルトの緩み止めとして使用する他、根太システムの防振(補強)ゴムとスラブを接着する際にも使用します。
※梱包入数未満(複数品番を合算しても50本に満たない)のオーダーでも同梱いたします。
防振アジャスターE型
E/RHシステムをはじめとしたEシリーズ共通の居室中央用の防振アジャスターです。旧推定L等級表記ではLL40、新⊿L表記では根太システムRH型を併用する基本システムで⊿LL(Ⅱ)-3・⊿LH(Ⅱ)-2の遮音性能を有し、軽快な歩行感と転倒衝突安全性を提供する集合住宅用の防振アジャスターです。
防振ゴムE型
ゴム硬度65度22mmのゴム厚と突起形状により、高遮音と耐荷重性能を実現。ゴムの高さが34mmありながら、超低床用台座を用いたミニマムフラット2×3工法βによりベースパネル天端H=47mmまでの低床化を実現しています。
防振アジャスターN型
プレフロアーNシステムや文教システムなどのNシリーズ共通の部屋中央部用の防振アジャスターです。旧推定L等級表記ではLL50ながら耐荷重性能寄りの設計によりベターリビングの認定品となっており、UR都市機構の機材の品質判定基準に適合(NK600システム)するなど多目的に使用されている防振アジャスターです。
防振ゴムN型
ゴム硬度70度16mmのゴム厚は、耐荷重性能を重視した防振ゴム。アイソマックス50等の吸音材を併用することで遮音性能を補うことが可能です。
防振アジャスターS型
遮音性能を考慮しない代わりに、耐荷重性能を強化した補強用アジャスターです。集合住宅では「床先行工法」の間仕切り壁下やキッチン下、下階への遮音の配慮が不要な倉庫や店舗向けのSTVシステムなどに使用する補強アジャスターです。
根太システムRS型と組み合わせてご使用下さい。
補強ゴムS型
ゴム硬度80度ゴム厚2.5mmと耐荷重性能に特化したゴムです。そのため遮音性能、転倒衝突安全性が劣ります。表面仕上げ材をカーペットタイルや直張りフローリングなどと併用するなど補強ゴムS型の特性を理解した活用方法が必要です。
防振アジャスターU型
Quiet⁺専用の居室中央部用の防振アジャスターです。パーティクルボード600×909mmサイズと根太システムRH型を併用することで⊿LL(Ⅱ)-2・⊿LH(Ⅱ)-3の遮音性能を確認。特殊ポリウレタンはゴムに比べ衝撃による床変動が小さく、振動の減衰がとても早いため、家具の揺れを軽減できます。
防振材U型&樹脂台座
防振材U型は特殊ポリウレタン。ゴムと異なり四角い形状であるためポリプロピレン製樹脂台座(45mm×45mm)によって均一に圧力を加えることで、防振材U型の性能を引き出します。