フローリング選びのポイントとは!?
床は生活していくうえで直接身体に触れる部分です。
そのため、素材の感触はもちろん、機能性も大事になってきます。
フローリングを選ぶ時はどのような場所で、どのような環境で使用するのかを考えます。
床材を色柄だけで決めてしまう場合がありますが、10年、20年先を考えてその床材の機能・性能も重要です。
床は、家の中でも人が毎日歩きまわり、物を落としたり引きずったりすることも多く、もっともキズや汚れがつきやすく
目立ちやすい場所です。
使用する場所にどのような性能が必要かを考えて、その場所に合ったものを選ぶことが重要です。
機能性で選ぶのであれば、複合フローリングがよいと思われます。
リビングは、キッチンやダイニングと続き間になっていることが多く、耐水性・耐久性、メンテナンスのしやすさなどから適しているといえます。
防カビや耐薬品性など高い機能を持つフローリングもあるので用途に合わせて選ぶことができます。
逆にフローリングの風合い・趣きを楽しみたいのであれば、無垢フローリングがおすすめです。
時間が経つほどに無垢材特有の色合いが感じられます。しかし、天然材であるため気温や湿度の影響を受けやすく、
木が伸びて突き上げたり、縮んで隙間が空いたりなどの現象が起こり得ますので、材料の性質を十分理解した上での採用をお勧めいたします。
フローリング材は各メーカーいろいろな種類のものを出していますが、それぞれに特徴があり生活環境に応じ用途にあったどのフローリング材を使うかで値段は変わってきます。
・耐キズ、耐摩耗性
日常生活では、物を落としたり椅子を引きずったりと常に床はストレスを感じています。
硬度の高い材を使用したり厚く滑らかな表面塗装で、木材組織にプラスティック樹脂で硬化させる加工のものなど、キズやヘコミ対策の商品は多く出ています。
・耐水性
キッチンなどの水廻りの箇所
・耐熱性
・抗菌
小さなお子様やペットがいる場合、床に食べこぼしやおしっこなどが原因で繁殖する細菌を抗菌加工により防ぎます。
・遮音性
戸建の2.3階やマンションなどでは、緩衝材などを用いて遮音性を高め、階下に配慮する必要があります。
・メンテナンスフリー
手間のかかるワックスがけが不要で、お手入れは拭くだけで簡単です。小さなお子様がクレヨンやマジックで落書きしてもサッと拭くだけできれいになります。また、表面のツヤが長持ちし、キズや汚れから守ります。
・耐汚性