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床暖房対応フローリング張りダミー合板捨て貼り|絶対に失敗したくない良くあるトラブル

保育園多目的棟新築工事、床暖房廻りダミー捨て貼り、フローリング根太張り工事

保育園の床暖にフローリングを貼れっ!床職人奮闘記

今回の工事は保育園の床工事。
幼稚園や保育園では、新築時に床暖房がスペックされていることが多いんです!
つまり、それだけ寒さ・暑さ対策にこだわっている施設ということですね。
でも、改修や張替えの相談をいただくと、現場の状況によって施工方法を慎重に考えなければならないことがよくあります。
「保育園を運営しているから、こうしたい!」
その想いはもちろん大事。でも、「それが実際にできるかどうか?」は、また別の問題なんです。
✅ 例えばこんなケース…
◆床暖房が入っている場合 → どうやって張り替えるか?
◆園児がいる状態で工事する場合 → どの時間帯で補修すればよいか?
◆施工期間が限られている場合 → 最短で仕上げる方法を検討?
こういった課題を、一つずつ現状から紐解き、最適な施工方法をご提案しています。
保育園の床は、子どもたちが毎日過ごす場所。
だからこそ、快適さ・安全性・施工のしやすさが大事だと思っています。
「できるかできないか」ではなく、「どうすればできるか?」を考えます!

施工前の現場、コンクリートスラブの上に所狭しと並ぶ内装材たち。
仕上がってしまえば見えなくなるけど、実はここに驚くほど多くの建材が関わっているんです。
「床ができる」「壁が立つ」「空間が生まれる」
これらは一見シンプルなことのように思えるけど、
そこには数えきれないほどの人たちの手が加わっている。

例えば、この内装材がここに届くまでを想像してみると…
✅ 工場でのプレカットや加工(精密な寸法でつくられる)
✅ 物流での運搬・管理(時間通りに現場へ届ける)
✅ 職人の手による組み立て・施工(最適な技術で仕上げる)

「プレカットやユニット化が進んでいる」とはいえ、工場の存在があり、現場までの流れがある。
そのひとつひとつが積み重なり、最終的にひとつの空間になる。

こう考えると、たった一つの床にも無数のストーリーが詰まっているんですよね。
ただの施工前の景色が、とても感慨深いものに見えてくる瞬間です。

次はいよいよ施工へ! ここからどう形になっていくのか、楽しみですね!

保育園体育室床工事|床暖パネルダミー合板貼り

写真は床暖設置後のダミー張りという作業です。
床暖パネルは12ミリ程度の厚みがありますが(商品によって厚みは異なります)床の全てに敷き詰めるわけではなく、基本的には人が生活の中で長い時間、滞在しているであろう場所に設置します。多くは室内の中心から広がっていく感じで、隅の方には床暖が無いのが一般的です。
そのため、パネル設置以外の場所は高さを合わせる必要があるため、床暖パネルと同様の厚みの合板を敷き詰めていくんです。床暖パネル以外の場所すべてに合板を張り、ダミー張りは完了です。

保育園体育室床工事|床暖房対応フローリング張り

その後、フローリングを張っていきます。
今回、使うフローリング材は、カバの複合フローリングです。表層単板も3ミリあり、仕上がりは無垢を感じさせるナチュラルさがあります。
床暖パネルを設置する時は、基本的に根太張り工法になります。床暖パネルには303程度の根太が設置されており、その上に釘打ちしていきます。
この作業、緊張します。手元が狂い床暖のパイプに釘を打ってしまうと、設備やさんに復旧してもらう必要があるからです。多くの設備屋さんは快く直してくれますが、迷惑かけたくないのが人の心情です。もちろん、私も迷惑をかけたくありません💦
ただ、注意していたつもりでも、なぜか圧が下がっている時があるようで・・・

保育園体育室床工事|フローリング張り完了

フローリング張りの完成です。
いかがでしょうか?心地の良い空間になりました。きっと利用する子供たち、先生たちも喜んでくれると思います。
床工事のご依頼ありがとうございました。

 

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