フローリング、OAフロア、置床・乾式二重床、体育館床工事専門店

置床・二重床・浮き床・OAフロアの違いを徹底解説!最適な床選びのポイントとは?

建築やリフォームの際に重要な「床」の種類。
中でも「置床(おきゆか)」は、近年さまざまな場面で採用されています。しかし、似たような言葉として「乾式二重床」「浮き床」「OAフロア」などがあり、違いが分かりにくいことも。
ざっくりと言うと、置床と乾式二重床と浮床は同じ施工を意味しますが、職人さんや使う監督さんなどでちょっとした解釈が違うようです。
実際に、OAフロアのことを浮き床と表現する方もいました。

本記事では、それぞれの特徴や違いをわかりやすく解説します。

置床とは?

置床とは、コンクリートスラブなどの床下地の上に支持脚(束)を設置し、その上に合板やパネルを敷くことで床を形成する施工方法です。
コンクリートに直接仕上げ材を貼るのではなく、床を二重にすることで遮音性・断熱性・メンテナンス性の向上が期待できます。

置床のメリット

置床のデメリット

乾式二重床とは?

乾式二重床とは、置床と同様に使われていますが、支持脚(束)とパネルのみで床を構成する床工法です。
こちらはパーティクルボードと支持脚を使った工法全般を指すのに比べ、置床はさらに幅広く使われています。
イメージすると、フローリングを階層で分けると、無垢フローリングや複合フローリング、シートフローリングとなるような意味合いです。

特徴

置床との違い

浮き床とは?

こちらも、乾式二重床と同様に使う人が多いですが、OAも含めて浮き床と呼んでいる方もいます。
床スラブの上にロックウールやポリスチレンフォームなどの緩衝材を敷き詰め、その上にモルタルやパーティクルボードなどを配置し、最終的に仕上げ材で仕上げます。
また、防音・防振性能の高い防振支持脚を使った仕様の事も浮き床工法と呼ぶことがあります。

特徴

置床との違い

OAフロアとは?

OAフロア(オフィス・オートメーションフロア)とは、オフィスや商業施設向けに開発された床工法で、床下に通信ケーブルや電源配線を収納できるように設計された二重床です。

特徴

置床との違い

置床・乾式二重床・浮き床・OAフロアの違い

工法 特徴 主な用途
置床 床下に支持脚を設置し、合板やパネルで仕上げる 住宅、マンション、オフィス
乾式二重床 床下に支持脚を設置し、パーティクルボードなどで仕上げる マンション、住宅、オフィス
浮き床 振動を抑える防振材を使用し、建物と分離した構造 音楽スタジオ、映画館、防音室
OAフロア 床下に配線収納スペースを確保した二重床 オフィス、商業施設、データセンター

どの床を選ぶべきか?

最適な床選びをしよう!

それぞれの床工法にはメリット・デメリットがあり、用途によって適したものが異なります。住宅やオフィスのリフォーム・新築工事を検討する際は、目的に合った床工法を選ぶことが重要です。

具体的な施工や見積もりについて知りたい方は、気軽にご相談ください。

                   

               

 

モバイルバージョンを終了