「部屋の印象を変えたい」「床にこだわりたい」「でも、どこに頼めばいいのか分からない」──
そんな声を、世田谷区でリフォームを検討する方から多く聞きます。
特にヘリンボーン張りは、他のどんな床材よりも存在感があり、上品で奥行きのある空間をつくり出します。
まっすぐ並んだフローリングにはない“リズム”と“陰影”。光の角度によって模様が揺らめき、まるでヨーロッパの邸宅のような雰囲気を漂わせる──それがヘリンボーン張りの魅力です。
ただし、この床は見た目の美しさ以上に施工の難易度が高く、DIYではほぼ不可能。
「どの業者に頼めばいいのか」「費用はいくらか」「素材は何が合うのか」──この記事では、そんな疑問をひとつひとつ丁寧に解消していきます。
ヘリンボーン張りとは?魚の骨から生まれた芸術的な床
ヘリンボーン張りとは、短い長方形の木材をV字型に組み合わせて貼る床のデザインです。
その形が魚の「ニシン(herring)」の骨(bone)に似ていることから「ヘリンボーン(herringbone)」と呼ばれています。
日本では「杉綾(すぎあや)張り」とも呼ばれ、古くから伝統的な建築や織物の模様としても親しまれてきました。
立体感と動きのあるデザイン
まっすぐな床では得られない、視覚的な“動き”が生まれます。
斜めに交差する木目が、自然光や照明によって異なる陰影を生み、見る角度によって印象が変わります。
部屋に入った瞬間に「なんかおしゃれだな」と感じさせるのは、この独特のリズムがあるからです。
高級住宅や店舗で採用される理由
ヨーロッパの邸宅やホテルのロビー、パリのアパルトマンなど、格式ある建物で古くから用いられてきた張り方です。
世田谷区でも、リノベーションマンションや一戸建てのリビング・玄関・廊下などに取り入れる方が増えています。
特に「素材とデザインで空間を魅せたい」という方には、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
世田谷区でヘリンボーン張りを検討する際の流れ
1. 専門業者への相談が第一歩
ヘリンボーン張りは、通常のフローリングよりも技術が求められるため、リフォーム会社や床工事の専門業者に依頼するのが一般的です。
世田谷区には、内装リフォームを専門に扱う業者が多く、ショールームを持つ会社もあります。
「世田谷区 ヘリンボーン 張り」「フローリング リフォーム」などで検索し、施工事例の多い会社を選びましょう。
見積もりを取る際は、「どんな部屋に施工したいのか」「どんな雰囲気に仕上げたいのか」をしっかり伝えることが大切です。
素材や貼り方によって見た目も価格も大きく変わるため、プロの提案を受けながら方向性を決めましょう。
2. 素材とデザインの選定
ヘリンボーン張りに使われる素材には、天然木・突板・複合フローリング・タイルなどがあります。
たとえば、天然木なら無垢のオークやウォールナットが人気。経年変化で色味が深まり、年月とともに味わいが増します。
一方、複合フローリングは反りや割れが起きにくく、コストも抑えやすいのが特徴です。
| 素材タイプ | 特徴 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 無垢材(オーク・ウォールナットなど) | 天然木100%で高級感抜群 | 経年変化を楽しめる | 湿気に弱く反りやすい |
| 複合フローリング | 合板+突板構造 | 安定性が高く施工しやすい | 無垢に比べ質感が控えめ |
| フロアタイル | 塩ビ素材で木目再現 | 水まわりにも使える | 本物の木の質感は弱い |
デザイン面では、一般的なヘリンボーン以外に「フレンチヘリンボーン」「ダブルヘリンボーン」などのバリエーションもあります。
V字の角度や板の長さが違うだけで、空間の印象ががらりと変わります。
費用の目安と内訳:どこにお金がかかるのか
ヘリンボーン張りの費用は、「材料費」「施工費」「下地処理費」に大きく分かれます。
一般的な直貼りフローリングに比べて1.5〜2倍ほど高くなる傾向があります。
| 項目 | 費用目安(1㎡あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 材料費 | 約8,000〜15,000円 | 無垢材は高額、タイルなら安価 |
| 施工費 | 約7,000〜12,000円 | 高度な技術と時間が必要 |
| 下地処理費 | 約2,000〜4,000円 | 既存床の状態で変動 |
10畳のリビングなら、25〜45万円前後が目安となります。
素材やデザイン性によっては、さらに上がる場合もありますが、その分仕上がりの存在感は圧倒的です。
業者に見積もりを依頼する際は、「材料費」「施工費」「下地処理」の3項目を明確に出してもらうことが大切です。
安すぎる見積もりには注意しましょう。材料の質や職人の熟練度が反映されていないケースもあります。
ヘリンボーン張りの施工方法とそれぞれの特徴
ヘリンボーン張りにはいくつかの施工方法があります。
建物の構造や希望するデザインによって、最適な工法を選びます。
| 施工方法 | 内容 | 向いている建物 |
|---|---|---|
| 直貼り工法 | 既存の床に直接フローリングを貼る方法 | コンクリート下地のマンションなど |
| 根太貼り工法 | 木製の下地(根太)の上に貼る方法 | 一戸建て・リフォーム向き |
| 置き床工法(二重床) | 下地を組み直して防音・断熱性を高める方法 | 高級マンション・オフィスなど |
直貼りはコストを抑えやすく、マンションでよく採用されます。
一方、根太貼りや置き床工法は床下の通気性やメンテナンス性を高めたい場合に適しています。
ヘリンボーン張りのメリット
空間に高級感と奥行きを与える
光の反射で模様が浮かび上がり、まるでアートのような床になります。
家具を置かなくても空間に“表情”が生まれ、飽きのこない美しさを楽しめます。
デザインの自由度が高い
素材・色・角度の組み合わせ次第で、北欧風・モダン・クラシックなど、どんなテイストにも合わせられます。
リビングだけでなく、玄関ホールやキッチンなど部分的に使うのも人気です。
資産価値を高める
他の家にはないデザイン性が評価され、不動産としての価値も上がるケースがあります。
「内装で差別化したい」方には最適な選択です。
ヘリンボーン張りの注意点とデメリット
- 施工費が高くなる: 1枚ずつ角度を合わせて貼るため、通常のフローリングよりも施工時間が長くなります。職人の技術料が加算されますが、仕上がりの美しさを考えれば納得の投資です。
- 水や湿気に注意: 無垢材を使用する場合、湿度によって膨張や収縮が起こることがあります。キッチンや洗面所に施工する場合は、防水コーティングや複合材を選びましょう。
- 狭い部屋では圧迫感を感じることも: V字のパターンが強調されるため、6畳以下の狭い部屋では少し重たく見えることがあります。明るい色や細めの木材を選ぶことで軽やかな印象にできます。
世田谷区での業者選びのポイント
世田谷区は住宅リフォーム業者が多い地域ですが、ヘリンボーン張りの経験がある業者を選ぶことが大切です。
- ヘリンボーンの施工実績があるかを確認する: 写真や事例を見せてもらい、実際の仕上がりをチェック。
- 素材の知識があるか: 無垢材・突板・タイルの違いを説明できる業者は信頼度が高い。
- 費用の内訳が明確か: 見積もりに曖昧な項目がある場合は要注意。
また、ショールームで実物の床材を見て、触れて確かめることも重要です。
世田谷区には多くのメーカーショールームがあり、空間全体のコーディネート提案をしてくれる会社もあります。
ヘリンボーン張りで「上質な毎日」をつくる
ヘリンボーン張りは、単なる床の模様ではありません。
それは空間に“物語”を生むデザインであり、暮らす人の感性を映す鏡です。
施工には時間とコストがかかりますが、完成した瞬間の美しさと満足感は、他のどんな床にも代えがたいもの。
毎朝の光が床を走り、夜は照明に照らされて模様がゆらぐ──その風景こそが、ヘリンボーン張りの真価です。
私たちは、世田谷区で多くのリフォーム・床工事を手がけ、「住まいを美しく」「長く愛せる床を」モットーに、素材選びから施工まで一貫してサポートしています。
どこに頼むか迷ったら、まずはご相談ください。
あなたの理想を、職人の手で形にします。