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床を踏むとへこむ時の応急処置と根本的な対策方法

家の床が踏むとへこんで「このまま生活していて大丈夫?」と不安になることはありませんか?
特に築年数が経っている住宅や、湿気の多い地域では、床の沈み込みは珍しいトラブルではありません。
沈み込みの状態を放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、建物全体の安全性にも関わる問題になる可能性があります。
この記事では、「床が踏むとへこむ 応急処置」というキーワードをもとに、すぐにできる対策と、なぜその応急処置が必要なのか、さらに放置がどれほどリスクになるのかを、わかりやすくご紹介します。

床を踏むとへこむ主な原因とは?なぜ起こるのか

まず、床がへこむ原因を知っておくことで、応急処置の適切な方法や予防策も見えてきます。

これらの原因が複合的に作用するケースもあるため、根本的な調査が重要です。

今すぐできる床へこみへの応急処置方法

床がへこんだときに、とりあえずできる対処法を解説します。
ただし、どれも一時的な対応であり、あくまで応急的なものと理解してください。

ベニヤ板やコンパネを敷く

へこんでいる床に、12mm以上のベニヤ板やコンパネを敷いて荷重を分散します。
このとき、板のサイズはへこみの範囲より一回り大きいものを選ぶと効果的です。
板の角が浮いてつまずかないよう、上からカーペットやマットなどを敷くと安心です。

重い家具を移動させる

へこんでいる場所に大型のタンスや冷蔵庫などが置かれている場合は、それらを別の場所へ移すことで床への負担を減らすことができます。
家具の移動だけでへこみが軽減されることもあります。

床下に乾燥剤や送風機を設置する

床下の湿気が原因であれば、乾燥剤を置いたり、サーキュレーターや送風機を使って空気を流すことで、湿度を下げ、木材の腐食を抑えることができます。
ホームセンターなどで手に入る簡易的な送風機でも一定の効果があります。

床鳴り防止スプレーを使う

床鳴りがする場合には、床板の隙間に専用スプレーを使うと音が軽減されます。
ただし、根本的な構造の補強にはなりません。

へこんだ床の根本修理が必要な理由

応急処置で一時的に症状を緩和できても、放置してしまえば、問題は確実に悪化していきます。特に以下のようなリスクがあります。

そのため、応急処置はあくまでも時間稼ぎと考え、なるべく早く専門業者に調査と修理を依頼することが重要です。

床へこみの主な原因と特徴比較

原因 主な症状 対応方法 リスクの高さ
湿気 床がぶよぶよ、カビ臭 乾燥剤・換気・防湿シート
接着剤劣化 床がミシミシ沈む 補修・張り替え
シロアリ 床がフカフカ・鳴る 専門業者による駆除・補修
地盤沈下 一部分が不自然に傾く 地盤調査・改良工事

床へこみを防ぐためにできる日常的な対策

湿気対策を徹底する:定期的な換気と、除湿機の使用で床下の湿気を抑えることができます。
掃除の際に水を多く使わない:床に水分が残ると腐食の原因になるため、雑巾がけのあとはしっかり乾拭きをしましょう。
床下の定期点検を行う:年に1度程度でも床下を点検し、湿気や異臭、シロアリの兆候がないか確認することが重要です。
新築時の地盤調査を徹底する:これから建てる場合は、事前に地盤調査を行い、必要があれば地盤改良を実施することで、長期的な沈みリスクを抑えられます。

応急処置後は必ず専門業者へ相談を

床がへこんでしまった場合は、まずは上記のような応急処置で被害の拡大を防ぎつつ、できるだけ早く専門業者に相談することが理想です。
特にシロアリや腐食が原因の場合は、放置するほど修理費が膨らみます。
安心・安全な暮らしを守るためにも、違和感を覚えたら早めの対応を心がけましょう。

 

 

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