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床がふわふわする原因と修理方法|根本原因から費用・依頼先まで徹底解説

フローリング根太張り施工事例

室内を歩いているときに、床がふわふわと沈み込むような感触を覚えたことはありませんか?このような症状は、床材だけでなく床下構造に問題が起きているサインです。放置しておくと、見た目だけでなく安全面にも影響を及ぼす可能性があるため、早めの対処が重要です。
この記事では、床がふわふわする原因から、修理方法、費用相場、依頼先の選び方まで詳しく解説します。

床がふわふわする原因とは?劣化のメカニズムを知ろう

床がふわふわする主な原因は、床材や床下の構造部分が劣化・損傷していることです。以下のような要因が考えられます。

1. 床板の劣化

経年使用や湿気の影響により、フローリングや合板などの床板が劣化すると、踏んだときに柔らかく沈むような感触が生まれます。

2. 根太・大引・床束など構造材の劣化

床を支える構造材である根太(ねだ)や大引(おおびき)、床束(ゆかづか)が腐食・シロアリ被害・緩みなどで劣化していると、床が不安定になります。

3. 束石のズレや沈下

床束を支える束石にズレや沈下がある場合も、床全体にゆがみや沈み込みが発生します。

修理方法の種類と特徴|症状に合った対処を

ふわふわした床を修理するには、状態に応じた最適な方法を選ぶことが重要です。

床板の重ね張り(上から新しい床材を張る)

※ 下地の状態によっては効果が限定的な場合があるため、事前点検が必須です。

床板の張り替え(古い床材を撤去)

床下からの補強(角材・合板による補修)

床束・束石の補修・交換

床の修理にかかる費用相場

修理方法や面積によって費用は異なりますが、以下が一般的な相場です。

1. 床板の重ね張り:1平米あたり約2,000円〜6,000円

2. 床板の張り替え:1平米あたり約4,000円〜12,000円

3. 床束・束石の補修:1箇所あたり数千円〜1万円程度

修理は誰に依頼する?業者選びのポイント

床の修理を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが最も大切です。

ハウスメーカーの保証がある場合

リフォーム専門業者・大工・建築会社

注意点

まとめ|床のふわふわは放置せず早期対応を

床がふわふわする原因は、床材の劣化だけでなく、床下構造の老朽化・腐食・沈下など多岐にわたります。症状が軽いうちであれば比較的安価に対処できますが、放置すると床の抜け落ちや構造全体の損傷につながることも。

違和感に気づいたら、まずは信頼できる業者に点検を依頼し、適切な修理方法を検討しましょう。安全で快適な住環境を保つためにも、床の不具合は早めの対処が何よりのカギです。

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