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実家の床が抜けそうなときに知っておきたい原因・前兆・対処法と修理費用の目安

実家の床がブカブカしていたり、きしむ音がする、家具が沈んでいるように見える——そんな状態に心当たりはありませんか? それは床が抜けそうなサインかもしれません。放っておくと、踏み抜いて怪我をしたり、家全体の安全性にも関わるリスクがあります。

この記事では、実家の床が抜けそうなときにチェックすべき前兆や原因、修理方法、相談先、費用の相場についてわかりやすく解説します。

床が抜けそうな前兆とは?日常の中で気づけるサイン

床が抜ける前には、いくつかの特徴的なサインが現れます。以下のような症状があれば、早急な対応が必要です。

床が抜ける前兆には、次のようなものがあります。

実家の床が抜けそうな原因とその背景

実家のような築年数の長い住宅では、以下のような複合的な要因によって床が劣化していきます。

・床材の接着剤の劣化

昭和〜平成初期の住宅では、接着剤の耐用年数が過ぎることで床材が剥離し、ブカブカします。

・下地(根太・大引き)の老朽化

床板を支える木材が湿気や経年によって腐食・変形することで、床の沈みや強度不足が起こります。

・シロアリによる食害

床下の構造材をシロアリに食べられてしまうと、目に見えない場所で深刻なダメージが蓄積しています。

・湿気や結露による腐食

断熱材が不十分だったり、床下の通気が悪い場合、木材が腐りやすくなります。

床の抜けを防ぐ修理・補修の方法とその費用

床の症状と原因に応じて、修理方法が異なります。それぞれの工法と費用の目安は以下の通りです。

1. 重ね張り工法

既存の床の上に新しい床材を貼る方法。比較的手軽で、費用も抑えやすいです。

2. 床材張り替え(根太は既存)

床材を全て撤去し、新しく張り直す方法。床の安定性が増します。

3. 根太や大引きなど下地の補強・交換

構造材が傷んでいる場合、木材を交換したり補強を加える必要があります。

4. シロアリ駆除・防蟻処理

床の抜けを未然に防ぐ!対策と補強ポイント

床の劣化を防ぐには、日頃からの点検と予防が不可欠です。

・床下点検を定期的に行う

5〜10年ごとに点検すれば、構造材の劣化やシロアリ被害を早期発見できます。

・湿気対策を講じる

床下の換気口の確保、防湿シートの設置などで湿気による腐食を抑えることができます。

・床下に断熱材を入れる

結露を防ぐだけでなく、冬場の寒さ対策にもなり、床の快適性が向上します。

専門家に相談するタイミングと相談先の選び方

実家の床が抜けそうなとき、「自分でDIY修理するのは危険」です。以下のような業者に相談しましょう。

・リフォーム会社や工務店

床の修理経験が豊富な業者を選びましょう。建物診断をしてくれるところが理想です。

・シロアリ専門業者

床下被害が疑われる場合は、シロアリ点検を無料で行う業者も多く、相談しやすいです。

・自治体の耐震診断窓口

一定の築年数が経った住宅では、自治体による無料・格安の建物診断を受けられる制度もあります。

まとめ:実家の床が抜けそうと感じたら、すぐに相談を!

実家の床の異常は、放っておいても自然に回復することはありません。むしろ放置することで、床の抜け・怪我・修繕費用の増加といった二次被害が起きてしまいます。

床のブカブカや沈み込みに気づいた段階で、できるだけ早く信頼できる業者に相談し、現地調査と見積もりを受けましょう。リフォームは大きな決断ですが、実家を快適かつ安全な空間として維持するための重要な一歩です。

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