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あなたの“こだわり”に応える床が見つかる!フローリングメーカー14選

人気フローリングメーカー14社の特徴比較

フローリング選びで頭を悩ませる人は多いですよね。
どの床材がいいのか迷う…」という声、少なくないんです。
部屋の印象を決める床だからこそ、おしゃれで機能的な素材を選びたい一方、「悩むんだよね!」と思う気持ちもよくわかります。
本記事では、個人住宅向けに人気の14社の床材メーカー(ボード、パナソニック、LIXIL、江戸川ウッドテック、永大産業、ノダ、ウッドテック、イクタ、朝日ウッドテック、征矢野建材、天龍木材、大建工業、佐藤工業、ウッドワン)について、代表的なシリーズ名や人気のフローリング、得意な樹種、デザインの特徴などを丁寧に紹介します。ランキングや表も交えてわかりやすく解説します。
参考にしてみてください。

フローリングメーカーランキング

代表的な床材メーカーの人気ランキングをまとめました。表の順に1位から4位までを示しています。

順位 メーカー(一般住宅用フローリング)
1 ボード株式会社
2 株式会社ノダ
3 永大産業株式会社
4 朝日ウッドテック株式会社

ラミネートフローリングメーカーランキング

ラミネートフローリングの人気メーカーランキングです。

順位 メーカー
1 ホマッグジャパン社
2 北洲株式会社
3 テンフィールズファクトリー社
4 フリッツ・エガー社

フロアタイルメーカーランキング

床タイルの主要メーカーランキングです。

順位 メーカー
1 LIXIL(リクシル)
2 アイカ工業株式会社
3 長江陶業株式会社

無垢フローリングメーカーランキング

無垢材を使ったフローリングの人気メーカーランキングです。

順位 メーカー
1 ボード株式会社
2 江戸川ウッドテック株式会社
3 大鹿(オーシカ)

各社の代表フローリングと特徴

ここからは、主要14社のフローリングメーカーについて、代表的なシリーズ名や得意な木材、デザインの特徴などを紹介します。

ボード株式会社(Board Co., Ltd.)

ボードは創業60年以上の歴史を持つ床材メーカーで、店舗やホテル向けにも実績が豊富ですが、住宅用にも幅広いラインアップがあります。 では「昭和20年代から国産広葉樹を中心に無垢フローリングを作り続けている」と紹介されており、無垢材へのこだわりが強い点が特徴です。特に幅広のフローリングを多く手掛けていて、古木風やヴィンテージ調の質感を出す製品に定評があります。

パナソニック株式会社

パナソニックの床材は住宅設備メーカーらしく高機能でデザイン性も高いのが特徴です。
代表的なシリーズは「ベリティス」で、天然木や天然石の風合いを高精度で再現した化粧シート仕上げの複合フローリングです。
独自コーティング(トリプルコート・ダブルコート)で耐摩耗性が高く、掃除のしやすさや抗菌抗ウイルス性も備えています。
また、天然突き板仕上げの「マイスターズウッド」シリーズは、独自の木味深堀技術により枯れた雰囲気の木目を表現し、経年変化後も美しさを保てるのが特徴です。

LIXIL(リクシル株式会社)

リクシルは住宅設備大手で、床材ブランドでは「ラシッサ」シリーズがメインです。
特殊技術の化粧床材で無垢に近い質感を再現し、足ざわりの良さが特徴。
たとえば「ラシッサSフロア/Dフロア」は、芯材と辺材を混ぜて天然木の濃淡を出す「リアルフットフィール仕上げ」を採用し、まるで素足に自然に馴染むような滑らかな足触りです。
カラーバリエーションが豊富で、バーチ、メープル、ウォールナットなどの木目柄のほか、グレイッシュな洋風柄も展開しています。

江戸川ウッドテック株式会社

江戸川ウッドテックは国産広葉樹(ミズナラ、コナラ、クヌギなど)を中心に古くから無垢フローリングを作り続ける老舗メーカーです。
住宅用ではベーシックな直貼り用フローリングから、ヘリンボーンやブロックパネルなど意匠性の高い床材まで幅広く揃えます。
国産ナラ材の銘木感を生かした暖かい木目が特徴で、既製品にないサイズや自然塗装も対応可という柔軟なオーダー製造にも定評があります。

永大産業株式会社

永大産業は住宅建材の大手で、「銘樹(メイジュ)」シリーズに代表される意匠性の高い複合フローリングが強みです。
最新の非木質意匠フローリング「コンカーボ」は石材や金属調の柄で異素材ミックスコーディネートが可能な注目商品です。
従来の「銘樹」シリーズでは2mm厚の挽き板を贅沢に使い、無垢に近い風合いと深い質感を表現しています。マンション用直貼り製品や床暖対応・防音モデルも豊富です。

株式会社ノダ

ノダは室内建材メーカーで、「カナエル」ブランドを中心とした床材シリーズが人気です。
無垢材風の複合フローリング「クリアシルキーハード(カナエル)」はワックス不要でキズ・汚れに強く、床暖房にも対応する点が特徴です。またリフォーム向けの防音フローリングや、化粧シートタイプの「クオルテ」シリーズにも力を入れており、施工性と機能性を重視した製品展開をしています。

株式会社ウッドテック

(※「株式会社ウッドテック」は朝日ウッドテックのホームページなどで展開している床材ブランドです。)住宅用にはLive Natural(ライブナチュラル)シリーズが有名で、無垢材の生命感を活かした突板フローリングが中心です。
たとえば「ライブナチュラルプレミアム」は挽き板仕上げで銘木の風合いを贅沢に楽しめます。
さらにペット用の「for Dog」フローリングでは滑りにくい加工を施すなど、暮らしに配慮した製品作りにも注力しています。

イクタ株式会社

イクタは「無垢を超えたプレミアム複合フローリング」を掲げるメーカーで、高級感ある木目デザインが特徴です。
ヴィンテージ風の「ビンテージフロアーラスティック」や、厚みのある挽き板フローリング「銘木フロアーラスティック」など、多彩なシリーズを展開しています。
木目の表情にもこだわり、古木風の色ムラや節をデザインに取り入れたものが多いです。

朝日ウッドテック株式会社

朝日ウッドテックは近年、「Live Natural(ライブナチュラル)プレミアム」シリーズが特に注目されています。無垢材の力強い木目を表現した挽き板フローリングで、施工性にも配慮したユニットパネル型です。
他に突き板フローリングの「メッセージシリーズ」もあり、施設や高級住宅向けに耐久性・意匠性を高めた製品が揃っています。

征矢野建材株式会社

征矢野建材は香川県を拠点とする床材メーカーで、オリジナルブランド「Vivid」シリーズなどが有名です。
幅広タイプの無垢フローリングを中心に、UV塗装とオイル塗装の両方を用意しており、足ざわりや風合いの好みに合わせて選べます。
特にナラやアカシア、レッドウッドなど多様な樹種を用意し、表面仕上げで雰囲気を変えられる点が特徴です。

天龍木材株式会社

天龍木材は主に業務用の床材にも強い総合木材会社ですが、住宅用では杉圧縮フローリングなど国産木材の活用に特徴があります。
天然木の質感を重視しつつ耐久性を高めた製品が多く、杉・桧・栗・ウォールナット・ホワイトオークなど幅広い樹種が使われています。
ワイドタイプの「Pure15」シリーズなど、広い面積をカバーする現代的な無垢フローリングも手掛け、表面にウェーブ加工を施した新感覚タイプもラインナップしています。

大建工業株式会社(DAIKEN)

大建工業はフローリング素材にも積極的で、特にリフォーム市場向け高機能フローリング「トリニティ」シリーズが有名です。
トリニティは化粧シートながら凸凹加工による立体感ある木目を再現し、木口まで木目が続く独自技術で無垢のような仕上がりを実現しています。
303mm幅の「トリニティグランデ」や、148mm幅で衝撃吸収・LL45対応の防音床材「トリニティオトユカ45」など、幅広・リフォーム向け防音機能を持つモデルが揃います。

佐藤工業株式会社

佐藤工業は静岡県の老舗で、高品質な無垢フローリングを手がけます。
15mm厚の本実加工無垢材「FJソリッド15」シリーズは、米ツガやナラをフィンガージョイントした定尺材で、UV塗装によりメンテナンス性を高めたものです。
ナラ材のアンティーク加工品もあり、カフェ風やヴィンテージスタイルに合う独特の風合いが特長です。

株式会社ウッドワン

ウッドワンは「無垢の質感」を大切にするメーカーで、自社育成のニュージーランド・パインを使った「ピノアース」シリーズが有名です。
苗木から一貫管理した木材で、幅広(152mm)に加工して継ぎ目を感じさせない仕上げにした「ピノアースエコ152幅」などが好評です。
また、ブラックウォールナットやチーク、シタンなど世界の銘木を贅沢に使った「コンビットソリッド(無垢ユニタイプ)」では、傷がついても再研磨可能な点が特長です。

まとめとお問い合わせ

フローリングの選び方は本当に悩ましいものです。
私自身も床を提案する際にお客様に材質・色・機能の何をお伝えすればいいか迷った経験が何回もあります。
「床一つで部屋の雰囲気が大きく変わってしまう」し「使う場所の性能に合わないのかもしれない」との思いから、各社の特徴を徹底調査してまとめました。
この記事が、皆さんのフローリング選びのヒントになれば幸いです。
床材メーカーはそれぞれ、素材選びや加工技術、デザインなどに独自の強みがあります。
例えば自然な木の温かみを最優先するなら無垢材メーカー、汚れや傷への強さを重視するなら機能性床材メーカー、意匠性ならヴィンテージ調や異素材ミックス柄など各社の特色があります。
迷った時は、掲載した各社の代表シリーズや樹種、デザイン特徴を参考に、自分のお部屋に合うものを検討してみてください。

床職人の私の経験から言うと、一度にあれもこれもと比較するより、まず気に入ったデザインをピックアップしてから絞り込むと選びやすいです。
また、実物サンプルを借りて日光の当たり方や室内の雰囲気で確認するのもおすすめです。
もし「まだ迷う…」「実際に触ってみたい」という場合は、お気軽にお問い合わせください。
皆さまの住まいづくりのお役に立てるよう、各社床材の詳しい情報や見積もりなど、誠意を持ってサポートいたします。
お気軽にご相談ください。

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